【美術展・展覧会】「寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽」展
2018年2月14日(水) ~2018年4月8日(日)
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本展では寛永年間を中心に近世初期の「雅」を担った宮廷文化と、それと軌を一にして生まれた新時代の美意識が、小堀遠州、野々村仁清、狩野探幽などの芸術に結実していく様子をご覧いただきます。
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イベントDATA
【画像キャプション:白釉円孔透鉢 野々村仁清 一口 江戸時代 17世紀 MIHO MUSEUM】
*チケットプレゼント応募締切*
2018年2月11日(日)/5組10名
応募方法は文末に記載
17世紀初め、江戸幕府が政権を確立すると戦乱の世は終わりを告げ、泰平の時代がおとずれました。時を同じくして文化面でも新たな潮流が生まれます。それが寛永年間(1624~44)を中心に開花した「寛永文化」です。
寛永文化は「きれい」という言葉に象徴される瀟洒な造形を特徴とし、当時の古典復興の気運と相まって、江戸の世に「雅」な世界を出現させることとなりました。寛永文化の中心は京都にあり、なかでも学問・諸芸に造詣の深かった後水尾院は、長く絶えていた儀礼や古典文芸の復興に心を尽くしたことで知られています。特に和歌は朝廷を象徴する芸能に位置づけられ、その洗練された優美さを追求する姿勢は、和歌のみならず、多くの美術作品にまで影響を及ぼすこととなりました。
一方、幕府はそうした公家衆の動向に注目し、時には意見を異としながらも、公武間の文化的な交流は盛んに行われました。京都のサロンを主な舞台としたその交流は、さまざまな階層の人々を巻き込み、公家、武家、町衆といった垣根を越えて、新しい時代にふさわしい美意識を醸成し、共有されていったのです。
本展ではこのような近世初期の「雅」を担った宮廷文化と、それと軌を一にして生まれた新時代の美意識が、小堀遠州、野々村仁清、狩野探幽などの芸術に結実していく様子をご覧いただきます。
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開催日 | 2018年02月14日~2018年04月08日 |
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会場 | サントリー美術館 |
会場住所 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
入場料 | 一般1,300円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料 ※20名様以上の団体は100円割引 |
営業時間 | 10時~18時 ※金・土は20時まで開館。※いずれも入館は閉館の30分前まで 休 館 日:火曜日(ただし4月3日は18時まで開館) |
イベントURL | http://suntory.jp/SMA/ |
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