江戸表具研究会「表粋会」二十周年特別企画 『掛軸と絵画のミライ展』
2018年6月19日(火) ~2018年6月24日(日)
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~美大生・表具師による軸装の可能性~
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イベントDATA
■企画趣旨
掛軸とそれを仕立てる表具師・経師は、日本の絵画・書の制作と鑑賞を支えながら、ともに長い歴史を歩んでまいりました。しかし現在、和室や床の間は減少し、一般市民が掛軸をかけることも、ひいては日常生活のなかで書画をたのしむ文化も衰退しつつあるように感じられます。
一方で日本画界においても、近現代はより自由な描法や大きな画面を求めて、掛軸から額・パネルへと表現の場が移りました。掛軸を選択肢とすることさえほとんどなくなっていると聞きます。
これらの時代の変化は表具師・経師にとって、多様な技術や知識の継承を困難なものとし、同時代の美術への関心を希薄にしてしまっているのも実情です。また、日本の絵画において数百年のあいだ培われた、掛軸という形ならではの技法・表現も過去のものになってしまうとしたら、残念なことに思えます。
このような現状のなかで今回の作品展を企画いたしました。
学生の皆様には、上記のような状況を理解してもらいつつ、現代の感性をもって現代の掛軸画に取り組んでいただきました。表具師においても感覚を磨き、床の間の伝統に縛られない、時代に適合した掛軸を仕立てるよう心を砕きました。
これからの数百年につなげられるような掛軸の在り方を提示することにより、美術界・表装業界はもとより、広く一般市民の皆様に、掛軸という存在・可能性を考えていただく契機となることを願っています。
開催日 | 2018年06月19日~2018年06月24日 |
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会場 | 田中八重洲画廊 |
会場住所 | 東京都中央区八重洲1-5-15 地図 |
地域 | 東京 / 千代田区・中央区(銀座など) |
営業時間 | 10:30~19:00、最終日は18:30まで |
東京都中央区八重洲1-5-15