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立体・彫刻
個展・グループ展・展示会
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千葉
市原市水と彫刻の丘

市原市水と彫刻の丘では、『ー島村流から羽ばたいた二人の彫刻家ー 波の伊八と吉田芳夫』展にて、その巧みな波の表現から「波の伊八」の異名を持つ武志伊八郎信由(1751~1824年)と、近代彫刻の歴史に大きな痕跡を残した吉田芳夫(1912~1989年)を紹介致します。

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ー島村流から羽ばたいた二人の彫刻家ー 波の伊八と吉田芳夫

生きた時代も異なり、彫刻における伝統と近代という対照的な特徴を持つ武志伊八郎信由と吉田芳夫。江戸幕府配下の彫工として名を馳せ、その後幕末十代まで続いた島村一族の門人(伊八)/末裔(吉田)であるという似通ったルーツも持っています。
本展では、共に伝統を受け継ぐ大きな流派の影響を受けながらも、独自の表現を追求していったこの2人の彫刻家に光を当て、紹介致します。

■波の伊八(1751~1824年)―北斎の波は伊八の波?!
本名武志伊八郎信由(たけしいはちろうのぶよし)。房総半島を中心に、東京、神奈川など関東で広く活躍した江戸の彫工。父を早くに亡くした伊八は幼いうちから武志家の当主となり、家業を継ぐため、島村家三代目の門人である島村丈右衛門貞亮のもとで修業を積む。
二十代後半の頃に独立し、関西の彫工たちに「関東に行ったら波は彫るな」とまで言わしめた彼の表現は、あの葛飾北斎の波の表現にも多大な影響を与えたと推測されている。展覧会では、市内2ヶ所の寺院にある作品を撮り下ろした写真が展示されます。

■吉田芳夫(1912~1989年)―島村の血をひく近代彫刻家
祖父は島村家十代目の島村俊明、父は日本木彫作家最後の人と言われた吉田芳明。彫刻一族の伝統の血筋を引きながらも新制作協会彫刻部の創立会員として、佐藤忠良、舟越保武、本郷新、柳原義達、山内壮夫らと共に、ロダン以降の近代彫刻を日本に定着する推進力となって活躍しました。
モニュメンタルなものや島村家伝来の装飾的様式を排し、人間の存在(の本質)をその内部からえぐりだしていくようにしながら、彫刻における「実在感」をひたすら追求していった吉田は、その表現において「演技者」という独自のコンセプトを打ち立てていった。展覧会では代表作を中心に、10数点の作品が展示されます。


主催:市原市

開催日 2011年02月05日 09:00~2011年03月13日 16:30
会場 市原市水と彫刻の丘
会場住所 千葉県市原市不入75-1 地図
地域 南関東 / 千葉
アクセス JR内房線五井駅から小湊鉄道にて高滝駅下車。駅より徒歩20分
入場料 18歳以上/200円[160円] 6歳以上/100円[80円]
*6歳未満は無料です。[]内は20名以上の団体料金です。
営業時間 9:00 - 16:30(入館は閉館時間の30分前まで)
電話番号 0436-98-1525
イベントURL http://www.ichihara-kankou.or.jp/choukoku/exhi6_.html
千葉県市原市不入75-1

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