特別展「工芸継承―東北発、日本インダストリアルデザインの原点と現在」
2018年9月13日(木) ~2018年11月27日(火)
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- 工芸・陶芸・民芸
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次世代へと受け継がれていく工芸の姿を考える特別展を大阪府・国立民族学博物館にて11月27日(火)まで開催 !
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イベントDATA
■展示の見どころ
1.日本のインダストリアルデザインの源流をさぐる
昭和3年(1928年)に、国立工芸指導所が国内で初めて宮城県仙台市に設置され、工芸の近代化、産業化の推進と東北地方の工芸業界の発展をめざした活動がおこなわれていきました。その後、国立工芸指導所は全国各地に広がり、大阪にも昭和14年(1939年)に関西支所が開設されました。そして、工芸界、デザイン界をリードする組織として、剣持勇、豊口克平などを輩出し、昭和40年代まで活動を続けました。
本展ではこれらの活動に注目し、日本におけるインダストリアルデザインの源流をさぐるとともに、工芸指導所ゆかりのデザイナーによる椅子の名作品などを紹介します。
2.世界に発信する、伝統の技と洗練されたデザイン
さまざまな産業界において、国際競争力が試されるなか、日本の得意分野を生かした技術開発が求められるようになっており、機能性はもちろんのこと、世界で通用するデザイン力も求められています。工芸指導所がめざした工芸品は、そうした機能性、デザイン性を追及したインダストリアルデザインであり、まさに先駆的な活動であったといえます。
工芸指導所の試作品や若手職人による作品、リオオリンピックで使用された卓球台など、伝統的な技術を尊重しつつも洗練されたデザインを取り入れた作品の数々をご覧ください。
3.現在、そして将来への工芸継承を考える
本展では、日本のインダストリアルデザインの出発点となった伝統工芸品に注目し、この素晴らしい技術を次の世代にどのように継承するのかを考えます。
工芸界で活躍する若手職人やデザイン・工芸に関心を持つ学生たちと開催したワークショップの成果や、大学、博物館での工芸技術の継承のあり方から、これまでの工芸、これからの工芸を見通します。
開催日 | 2018年09月13日~2018年11月27日 |
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会場 | 国立民族学博物館 特別展示館 |
会場住所 | 大阪府吹田市千里万博公園10-1 地図 |
地域 | 京阪神 / 大阪 |
アクセス | 大阪モノレール 万博記念公園駅より徒歩約15分 |
入場料 | 一般 830円(560円) 高校・大学生 450円(250円) 中学生以下 無料 ※本館展示もご覧いただけます。 ※()内は、20名以上の団体、大学等(短大・大学・大学院・専修学校の専門課程)の授業での利用、リピーター、満65歳以上の方の場合の料金。 |
営業時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) 休館日:水曜日 |
イベントURL | http://www.minpaku.ac.jp/ |
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