特集展示 「もののけの夏―江戸文化の中の幽霊・妖怪―」
2019年7月30日(火) ~2019年9月8日(日)
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本展では、江戸時代後期における怪異表現を、博物学的関心による図像収集、絵双六などの遊び、見世物や演劇などの興行、錦絵や武者絵や風刺画など、江戸文化の諸相の中で紹介します。
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イベントDATA
【画像キャプション:月岡芳年「於吹島之館直之古狸退治図」大判錦絵3枚続 慶応2年(1866) 国立歴史民俗博物館蔵】
*チケットプレゼント応募締切*
2019年7月28日(日)/5組10名
応募方法は文末に記載
歴博は妖怪、幽霊などの絵巻や錦絵などをはじめとする国内有数の「怪談・妖怪コレクション」を所蔵しています。本展では、その珠玉のコレクションの中より「百鬼夜行図」や国内外で人気の高い浮世絵師・歌川国芳の「源頼光公館土蜘作妖怪図」など100点の厳選された貴重な資料が一堂に会します。これまで、2001年の企画展示「異界万華鏡-あの世・妖怪・占い-」では怪異表現を民俗学的視点で展示し、2009年の展示「百鬼夜行の世界」ではテーマを絞り込んだものでしたが、本展では主にそれらが江戸文化の中で果たした役割について考えます。
江戸時代は、妖怪や幽霊などの怪異譚や図像の収集が流行し、それらを可視化した絵本や錦絵なども大量に生産されました。幽霊を扱った歌舞伎や見世物では怪異を恐れる気持ちと楽しむ心理が表裏一体となっており、草双紙や妖怪絵本に描かれる妖怪たちは、今日のサブカルチャーにも通じるキャラクター化がなされていると言われています。幕末には妖怪表現は風刺画を示唆する記号としての役割もありました。このように怪異表現は江戸の文化を特色づける主要な要素のひとつであるとともに、現代日本文化の淵源を考える材料のひとつなのです。
本展では、江戸時代後期における怪異表現を、博物学的関心による図像収集、絵双六などの遊び、見世物や演劇などの興行、錦絵や武者絵や風刺画など、江戸文化の諸相の中で紹介します。
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開催日 | 2019年07月30日~2019年09月08日 |
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会場 | 国立歴史民俗博物館 企画展示室B |
会場住所 | 千葉県佐倉市城内町 117 地図 |
地域 | 南関東 / 千葉 |
入場料 | 一般:600(350)円 / 大学生:250(200)円 / 高校生以下:無料 /( )内は20名以上の団体 ※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。 (専門学校生など高校生及び大学生に相当する生徒、学生も同様です) ※障がい者手帳等保持者は手帳提示により、介助者と共に入館が無料です。 |
営業時間 | 9時30分~17時00分(入館は16時30分まで) ※開館日・開館時間を変更する場合があります。 休館日:月曜日 ※8月12日は開館 |
イベントURL | https://www.rekihaku.ac.jp |
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