サントリー芸術財団50周年「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ー美濃の茶陶」展
2019年9月4日(水) ~2019年11月10日(日)
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本展覧会では、個性的で生き生きとした美濃焼の造形の魅力をお楽しみいただければと思います。
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2019年9月8日(日)/5組10名
応募方法は文末に記載
桃山時代には、茶の湯のためのやきもの「茶陶」が日本各地の窯で創造されました。岐阜県の美濃(東濃地域)では、力強い姿、鮮やかな色、斬新な意匠をもつ茶陶「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部」が大量に焼かれ、おおいに流行しました。しかし実は、「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部」が美濃で焼かれたと分かるのは昭和のことで、それ以前は瀬戸(愛知県)で焼かれたと考えられていました。昭和5年(1930)、荒川豊蔵(1894-1985)が岐阜県可児市久々利大萱(くくりおおがや)の古窯跡から志野筍絵筒茶碗の陶片を発掘したことにより、志野が瀬戸ではなく美濃で焼かれたことが明らかになります。この大発見は、美濃焼に人々の関心が集まる契機になりました。また、この頃から近代数寄者、目利き、陶芸家、古陶磁研究家などがそれぞれの立場から活発に古陶磁を蒐集し、研究し、意見を交わし、審美眼を鍛えました。やきものを愛する彼らにとって、美濃焼は憧れの存在になっていきました。
本展覧会では、個性的で生き生きとした美濃焼の造形の魅力をお楽しみいただければと思います。同時に、近代数寄者旧蔵の名品や、近代陶芸家の荒川豊蔵と加藤唐九郎(1897-1985)の代表作を通じて、近代以降の美濃焼の人気や評価の高まりを感じていただけましたら幸いです。
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開催日 | 2019年09月04日~2019年11月10日 |
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会場 | サントリー美術館 |
会場住所 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
入場料 | 一般:1,300(1,100)円 大学・高校生:1,000(800)円 中学生以下:無料 ※20名以上の団体は100円割引 ※( )内は前売り料金。 ※前売券の販売は2019年6月26日(水)~9月3日(火)。サントリー美術館受付での前売券販売(一般、大学・高校生)は6月26日(水)~8月18日(日)の開館日に限る。 |
営業時間 | 10時~18時 ※金・土および9月15日(日)、22日(日)、10月13日(日)、11月3日(日・祝)は20時まで開館。 ※いずれも入館は閉館の30分前まで ※会期中展示替あり |
イベントURL | http://suntory.jp/SMA/ |
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