光の記憶 見えなくて見えるもの-視覚障害を生きる
2020年1月6日(月) ~2020年1月15日(水)
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毎年年初、年男・年女の写真家を招いた年頭企画展を開催
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イベントDATA
【画像キャプション:撮影:榎並悦子】
年頭の特別企画写真展として、榎並悦子写真展 「光の記憶 見えなくて見えるもの-視覚障害を生きる」を開催します。
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、毎年年初、年男・年女の写真家を招いた年頭企画展を開催しています。子年となる2020年は、榎並悦子氏をお招きします。
【作家:榎並悦子コメント】
視覚障害をテーマとした写真展を開催します。初めて視覚に障害がある方と接したのは中学生の時でした。訪ねた高齢者施設では、針仕事や楽器の演奏、造花を作ったり、指先で読書をする人の姿がありました。目が不自由という制約から、マイナス面ばかりをイメージしていた私には、その姿は衝撃的でした。そしてまた、見えていれば何でも無いことが、見えないことで大きな危険や恐怖につながるということも教わりました。その時の縁が繋がり、今回の写真展テーマとなりました。
そもそも「見える」とは何でしょうか。見えていることは視ていることでしょうか。人は五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)によって外界の状態を認識するといいますが、視覚でなくとも、触ることや聴くことで「視る」ものもたくさんあるのだと、視覚障害の方に気づかされました。
子どもたちが通う「あいあい教室」、盲導犬の育成施設、トロンボーン奏者、社交ダンスやボート競技などと取り組む人たちの様子が、視覚障害について考える一助となり、バリアフリーな社会が広がっていくことを願っています。
【プロフィール】
榎並悦子(えなみ えつこ)
京都府京都市生まれ。岩宮武二写真事務所を経てフリーランスとなる。「一期一会」の出会いを大切に、人物や自然、風習、高齢化問題など、幅広いフィールドをしなやかな視線でとらえ続けている。アメリカに暮らす小人症の人々を取材した写真集「Little People」で第37回講談社出版文化賞写真賞受賞。主な作品、著作に高齢化率日本一の町を取材した「日本一の長寿郷」、「明日へ。東日本大震災からの3年-2011-2014-」、『パリの宝石箱 Bijoux de Paris』、『榎並悦子のマルテク式極上フォトレッスン』、『園長先生は108歳!』などがある。
公益社団法人日本写真家協会会員、一般社団法人日本写真著作権協会理事。
開催日 | 2020年01月06日~2020年01月15日 |
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会場 | アイデムフォトギャラリー「シリウス」 |
会場住所 | 新宿区新宿1-4-10アイデム本社ビル2F 地図 |
地域 | 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など) |
入場料 | 無料 |
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