Gallery PARC|石場 文子:zip_sign and still lifes (記号と静物)
2020年4月10日(金) 11:00 ~2020年4月19日(日) 19:00
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2014年に京都嵯峨芸術大学造形学科版画分野を卒業、2016年に愛知県立芸術大学美術研究科博士前期課程を修了した石場文子(いしば・あやこ / 1991年・兵庫県生まれ)による個展
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イベントDATA
*新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、本展は、4月26日[日]までの開催であったところ、4月19日(日)をもって終了いたします。
ご来廊を予定されていた皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご了承いただきますようお願い申し上げます。
なお、ご来場にあたっては下記の点にご留意の上、ご対応をお願いいたします。
・風邪に似た症状、咳、喉の痛み、発熱、味覚の異常などの自覚症状がある方はご遠慮願います。
・4名以上でのご来場はご遠慮願います。
・マスク着用でのご来場をお願いいたします。
・手洗いなどの励行をお願いします。また、二階カウンターにはアルコール消毒液を設置しておりますのでご使用ください。
・人混みを避けるなど、ご自身の安全と健康を最優先に、無理のない範囲でご来場いただければ幸いです。
ギャラリー・パルクでの『新型コロナウイルス感染症への対策について』はこちらをご覧ください:http://www.galleryparc.com/news/news_01.html
【展覧会名】======================
zip_sign and still lifes(記号と静物)
【作家名】=======================
石場 文子
ishiba ayako
【会 期】======================
2020年4月10日[金] ─ 4月19日[日]
11:00~19:00 金曜日のみ20:00まで
月曜日休廊
* 新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、本展は、4月26日[日]までの開催であったところ、4月19日(日)をもって終了いたします。
【主 催】======================
Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク)
【料 金】======================
無料
【会 場】======================
Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク)
〒604-8165 京都府 京都市 中京区 烏帽子屋町 502 2F〜4F
【Tel】 075-231-0706 【Fax】 075-231-0703
【Mail】 info@galleryparc.com 【 HP 】 http://www.galleryparc.com
【SNS】========================
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【アクセス】======================
地下鉄烏丸線「四条」駅・阪急京都線「烏丸」駅22・24番出口より徒歩7分。
地下鉄烏丸線・地下鉄東西線「烏丸御池」駅より徒歩7分。
京都芸術センターより北に徒歩2分。
室町通・六角通 北東角 室町通側入り口より2Fへ
【展覧会概要】=====================
http://www.galleryparc.com/exhibition/exhibition_2020/2020_04_10_ishiba.html
Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、石場文子による個展「zip_sign and still lifes:記号と静物」を開催いたします。
2014年に京都嵯峨芸術大学造形学科版画分野を卒業、2016年に愛知県立芸術大学美術研究科博士前期課程を修了した石場文子(いしば・あやこ / 1991年・兵庫県生まれ)は、おもに写真を媒体とした作品を制作・発表し、2019年には「VOCA展2019 現代美術の展望 ─ 新しい平面の作家たち」での奨励賞受賞や「あいちトリエンナーレ2019」への参加など、目覚ましい活動を続けています。
石場はこれまで、写真を媒体に日常的な風景を取材し、そこに実際の面や線によって介入することで、鑑賞者の「見る」と「認識する」の間にズレを生じさせ、私たちの視覚認識のあり様へと注意を向ける作品を制作しています。2014年ごろから制作をはじめた「ソファと□のある風景」シリーズは、赤や青の色面や、ストライプが印刷された四角形の紙をソファの上に並べて撮影した作品であり、同時期に制作された「Laundry」シリーズは、靴下などを撮影・印刷して切り抜き、物干し機に洗濯ばさみで吊りさげた様子を撮影したものです。これらはいずれも実際の空間では平面(2次元)であったものが、写真内の状況によってクッションや洗濯物といった立体(3次元)と錯視されることで、私たちの認識のあり方に触れるものといえます。また、近作である「2と3のあいだ」、「2と3、もしくはそれ以外」シリーズは、実際の被写体の輪郭線に見える部分を黒く塗りつぶして撮影することで、今度は実際の立体(3次元)を平面(2次元)へと錯視させています。
石場は写真の中に「面」や「線」によって介入し、そこに錯視的な視覚をつくり出すことで(2次元)と(3次元)という概念を強く意識させます。これにより鑑賞者は視覚と概念のズレを認識し、そこを「往き来」するような鑑賞体験を得るといえます。そして、ここで、なにより興味深いのは、これらが「写真」の内に発生している点ではないでしょうか。写真といういわば平面(2次元)の上のイメージにおいて、私たちの「2次元⇄3次元」というこの錯視・認識のズレは、何に起因するのでしょうか。そもそもすべてのものに厚みや手触りがあるなかで「2次元」という存在はあり得るのでしょうか。では、私たちが石場の作品を見て感じる違和感はどこからやってくるのでしょうか。
本展では石場の現時点での代表作となった「2.5」シリーズ作品と合わせて、これまでの作品の中でも幾度か思考されていた「パターンや記号」・「静物」といった要素を取り入れた作品を発表します。また、これまでの(2次元)と(3次元)という構造の中に「時間」という要素を扱った作品を組み込んだ構成として展開します。これにより、本展は今までの石場の作品を点検する機会であるとともに、現時点での作家の興味や、今後の作品展開を見とおす機会としてお楽しみいただけるのではないでしょうか。
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開催日 | 2020年04月10日 11:00~2020年04月19日 19:00 |
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会場 | Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク) |
会場住所 | 京都市 中京区 烏帽子屋町 502 2F〜4F 地図 |
地域 | 京阪神 / 京都 |
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