浮舟
2011年1月8日(土) 10:00 ~2011年4月3日(日) 17:30
- カテゴリ
- 絵画・版画
- 個展・グループ展・展示会
豊田市美術館では、当館コレクションに所蔵家からお借りした作品を加え、
現代の作家たちが、“ふね”を連想させるイメージをどのように扱い、
表現しようとしているかを観照していきます。
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湖畔に浮かぶ小舟、航海する大きな船、あるいは未だ見ぬ世界へと私たちを導く「宇宙船」――。
“ふね”のイメージは、古代から現代にいたるまで、それぞれの時代の表現者にとってきわめて重要なモティーフのひとつでした。“ふね”は、主として旅の寓意であり、荒海を航行するその姿は、しばしば人生にたとえられてきたのです。また特に西欧では、「ノアの方舟」の物語が代表するように、“ふね”は庇護を与える安息所、救済を示すシンボルとして捉えられてきました。一方、世界各地で、海の彼方には神々や死者が住む所があると信じられ、そこへの導き役や墓地の象徴ともされているのです。
このように、“ふね”の表現やそこに含まれる意味は、時代や地域、文化や宗教によってさまざまに異なりますが、その豊かな寓意性は、視覚芸術のなかで常に刺激的な要素であり続けたのです。本展では、当館コレクションに所蔵家からお借りした作品を加え、現代の作家たちが、“ふね”を連想させるイメージをどのように扱い、表現しようとしているかを観照していきます。
主な出品作家:
荒木経惟、イケムラレイコ、大岩オスカール、北辻良央、
トニー・クラッグ、小清水 漸、杉本博司、中村哲也、
奈良美智、彦坂尚嘉、丸山直文、村瀬恭子、
山口啓介、ウォルフガンク・ライプ
主催: 豊田市美術館
関連事業:
●学芸員によるギャラリートーク
日時:2月20日[日]、3月19日[土] 14:00-
*申込不要、1階受付にお集まりください。
*会期中、作品ガイドボランティアによるギャラリーツアーを開催します。
開催日時、そのほか詳細は順次お知らせします。
開催日 | 2011年01月08日 10:00~2011年04月03日 17:30 |
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会場 | 豊田市美術館 |
会場住所 | 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1 地図 |
地域 | 東海 / 愛知 |
アクセス | 名鉄豊田市駅または愛知環状鉄道新豊田駅より徒歩15分 |
入場料 | 観覧料: 一般300円[250円]、高校・大学生200円[150円]、 中学生以下無料[ ]内は20名以上の団体料金 *市内高校生、障がい者、市内75歳以上の方は無料(要証明) |
営業時間 | 開館時間:10:00~17:30 (入場は17:00まで) 休館日:毎週月曜日 (祝日は除く) |
イベントURL | http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2011/permanent/ukifune.html |
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