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絵画・版画
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豊田市美術館
愛知県
荒木経惟
杉本博司
奈良美智

豊田市美術館では、当館コレクションに所蔵家からお借りした作品を加え、
現代の作家たちが、“ふね”を連想させるイメージをどのように扱い、
表現しようとしているかを観照していきます。

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浮舟

湖畔に浮かぶ小舟、航海する大きな船、あるいは未だ見ぬ世界へと私たちを導く「宇宙船」――。

“ふね”のイメージは、古代から現代にいたるまで、それぞれの時代の表現者にとってきわめて重要なモティーフのひとつでした。“ふね”は、主として旅の寓意であり、荒海を航行するその姿は、しばしば人生にたとえられてきたのです。また特に西欧では、「ノアの方舟」の物語が代表するように、“ふね”は庇護を与える安息所、救済を示すシンボルとして捉えられてきました。一方、世界各地で、海の彼方には神々や死者が住む所があると信じられ、そこへの導き役や墓地の象徴ともされているのです。
このように、“ふね”の表現やそこに含まれる意味は、時代や地域、文化や宗教によってさまざまに異なりますが、その豊かな寓意性は、視覚芸術のなかで常に刺激的な要素であり続けたのです。本展では、当館コレクションに所蔵家からお借りした作品を加え、現代の作家たちが、“ふね”を連想させるイメージをどのように扱い、表現しようとしているかを観照していきます。

主な出品作家:
荒木経惟、イケムラレイコ、大岩オスカール、北辻良央、
トニー・クラッグ、小清水 漸、杉本博司、中村哲也、
奈良美智、彦坂尚嘉、丸山直文、村瀬恭子、
山口啓介、ウォルフガンク・ライプ

主催: 豊田市美術館


関連事業:
●学芸員によるギャラリートーク
日時:2月20日[日]、3月19日[土] 14:00-
*申込不要、1階受付にお集まりください。
*会期中、作品ガイドボランティアによるギャラリーツアーを開催します。
開催日時、そのほか詳細は順次お知らせします。

開催日 2011年01月08日 10:00~2011年04月03日 17:30
会場 豊田市美術館
会場住所 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1 地図
地域 東海 / 愛知
アクセス 名鉄豊田市駅または愛知環状鉄道新豊田駅より徒歩15分
入場料 観覧料: 一般300円[250円]、高校・大学生200円[150円]、
中学生以下無料[ ]内は20名以上の団体料金
*市内高校生、障がい者、市内75歳以上の方は無料(要証明)
営業時間 開館時間:10:00~17:30
(入場は17:00まで)

休館日:毎週月曜日
(祝日は除く)
イベントURL http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2011/permanent/ukifune.html
愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
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