光彫り作家 ゆるかわふう 「秘密」
2021年6月17日(木) ~2021年8月17日(火)
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発泡断熱材を使った“光るアート作品”を展示 ゆるかわふうの個展
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イベントDATA
ゆるかわふうは建築用の発泡断熱材(スタイロフォーム)を使った、世界初のオリジナル技法「光彫り」を考案し、注目を集めている芸術家です。
背後から白色LED照明を当てた発泡断熱材を彫り、厚みを変化させることで、光の陰影を出しています。
工業製品そのものから放たれる鮮やかな色彩と、発泡断熱材ならではの豊かな表情が、これまでにはない現代的な臨場感を与え、水墨画にも似た古典的な空間の奥行きをも感じさせます。
絵画や彫刻とも違った新しい分野の芸術表現のパイオニアとして精力的に活動しています。
本展のメインとなる松の大作品「影向の松」は、能舞台の背景(鏡板)として一般的に描かれる春日大社の老松をモチーフにしたものです。
その昔、奈良の春日大明神が 翁の姿に化けて、この老松に降臨され「万歳楽」を舞われたと伝承されています。
古来より、松の老木は神様や天女、亡霊などといった「人に在らざる者」の依代として機能し、この世とあの世をつなぐ大切なシンボルとして扱われてきました。
主人公が「秘密」を知ってしまったがために、その後大きな出来事に発展してしまう物語は数多くあります。
あらゆる情報がデータベース化され、ニュースが世界中を瞬時に駆けめぐる現代社会を生きる私たちは、この世のすべてを知っているかのような錯覚を覚えます。
しかし、時として本当の真実は巧妙に隠され、秘密の存在そのものにすら気が付かないことがあります。
情報という、ある意味での「虚構」で構築されたこの世界の中で、私達はどのような手段を使って真実に知り、そこに迫っていくことができるのでしょか。
白装束を着て、馬に跨った今川義元の亡霊を見てしまった漁師の伝説のように、能舞台に現れる「人に在らざる者」は、時空を超えた別の次元からこの世に現れ、私たちに大切な何かを伝えにやってきます。
芸術や芸能で描かれる世界は「虚構(フィクション)」でありながらも、そこに隠されている秘密を私たちに示唆し、真実の片鱗を垣間見せてくれる役割を昔から担ってきたのではないでしょうか。
真実はいつも秘密の部屋に隠されています。
開催日 | 2021年06月17日~2021年08月17日 |
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会場 | KONMASAビル |
会場住所 | 愛知県名古屋市緑区有松1905 KONMASAビル 地図 |
地域 | 東海 / 愛知 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 11:00~20:00(水曜定休) |
イベントURL | https://www.konmasa.com/ |
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