「すけべい」～小浦 昇　黒田茂樹　前川 弘　三人展～

表の顔と裏の顔。
人には裏表があるといわれるように、作品にも様々な作家の一面が垣間見えることがあります。
美しい青、赤、緑のグラデーションや緻密な線で独創的な世界を描く小浦昇。
特定の形を用いて時間や空間の流れを表現する黒田茂樹。
時に可愛らしく、時に妖艶な少女像を通して時代の流れや心模様を描く前川弘。

これまでアートコンプレックスセンターで多くの作品を発表してきた３作家の作品に抱く印象は、言うなれば「普段見せる顔」。
それでは「普段見せない顔」とはどんな作品なのか。
銅版画として長年活動してきた3作家それぞれの歴史を振り返ったとき、
まだ見せてこなかった、もしくはあえて表立たせてこなかった裏の顔「すけべい」を
本展覧会では露わにして、皆様にご堪能いただきたいと思います。

版画作品の制作発表開始から40年以上になる3人の、銅版画家による貴重なすけべいな作品をぜひご高覧ください。


■ 会期
2021/10/19(火)-10/24(日)
11:00-19:00 ※最終日は17:00まで
※社会情勢により開催日程や入場方法が変更になる可能性がございます。

■ 会場
The Artcomplex Center of Tokyo
160-0015 東京都新宿区大京町12-9 2F ACT1
TEL 03-3341-3253
E-mail info@gallerycomplex.com

■ 入場料　無料

■ webページ
http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT211/sukebei.html

■ ACTオンラインショップ
http://gallerycomplex.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2608702&csid=0
こちらより作品のご購入をいただけます

■ 出展作家
小浦 昇／黒田茂樹／前川 弘

■ 作家紹介
前川 弘 / Hiroshi Maekawa

1959年　福井県出身
1981年　東洋美術学校卒業
在学中黒田茂樹氏に出会い銅版画を始める
日本版画協会展に出品
以降グループ展、個展で作品を発表

【主な展示歴、活動歴】
＜1981年-1984年＞
日本版画協会展／東京都美術館／東京
＜1996年-1997年＞
FEWSフレンド展／横浜市民ギャラリー／神奈川
＜2001年＞
個展 ／W.MORRIS／東京（渋谷）

＝＝＝

黒田茂樹 / Shigeki Kuroda
http://www.hanganet.jp/hangaka/kuroda-shigeki.html
http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT203/kuroda_shigeki.html

1953 横浜市に生まれる
1979 多摩美術大学大学院修了
1984 文化庁在外研修員として米国に遊学
1976 大学版画研究会展にて買上げ賞受賞
1978 日本現代版画展にて優秀賞受賞（東京）

個展
1979 養清堂画廊（東京,銀座）
1982 ギルバート・ルーバー・ギャラリー（U.S,フィラデルフィア）

＝＝＝

小浦 昇 / Noboru Koura　
http://www.n-koura.com/

1974年　第9回ジャパンアートフェスティバルに出品
1980年　第11回日動版画グランプリ受賞
1988年　ニューヨークアートエクスポ出展
1998年　国際花と緑の博覧会ポスター制作
1998年　「青い月の物語」　出版　（ダイヤモンド社）
2003年　「赤い月の物語」　出版　（ダイヤモンド社）
他、単行本・文庫本の表紙絵　CDジャケット　ポスターなど
2007～2015年　多摩美術大学非常勤講師

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