国際企画展示「加耶―古代東アジアを生きた、ある王国の歴史―」
2022年10月4日(火) ~2022年12月11日(日)
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最新の発掘調査の成果を通して、加耶の興亡の歴史や華麗な文化に光をあてる。
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イベントDATA
【画像キャプション:加耶の耳飾り 陜川玉田M4号墳出土 6世紀前半 大韓民国国立中央博物館写真提供】
*チケットプレゼント応募締切*
2022年10月2日(日)/5組10名
応募方法は文末に記載
加耶(かや)とは、日本列島の古墳時代と同じ頃、朝鮮半島の南部に存在した、互いに協力し、時には競い合いながら活躍した国々のことです。おおむね4~6世紀に、海上交易と鉄生産を一体として運営し、東の新羅(しらぎ)や西の百済(くだら)、海をはさんだ古代日本の倭、そして遠く中国などとも交流を重ねながら、大きな成長をとげました。しかし、新羅と百済という強国のはざまの中で、徐々に勢力が弱まり、562年には滅亡してしまいます。
今回、大韓民国国立中央博物館の全面的な協力のもと、加耶の墳墓から出土した金銀のアクセサリー、整美な土器、武威をしめす武器や馬具、成長の礎となった鉄、そして対外交渉をしめす外来の品々など約220点の資料を展示することにより、加耶のなりたちから飛躍、そして滅亡までの歴史を明らかにします。日本国内で加耶の至宝が一堂に会して展示されるのは、実に30年ぶりのことです。
今回の展示では、加耶と倭の交流の移り変わりについても考えていきます。加耶は倭が最も緊密に交流した社会の一つです。倭は、加耶との交流を通して、当時の先進の情報や技術、道具を入手し、それを自らの文化として定着させていきました。それは、須恵器と呼ばれる硬い焼き物、鉄の道具、金工、馬の飼育、灌漑、ひいては蒸し器などの炊事道具や新しい暖・厨房施設(カマド)など実に様々です。その動きが最も盛んだった5世紀を「技術革新の世紀」と呼ぶこともあります。倭の歴史を知るためには、加耶の歴史にも目を向ける必要があります。
本展示を通して、海をはさんだ加耶の歴史を体感しながら、日韓両地域の悠久の交流が現在、そして未来へと続いていくことに思いをはせることでしょう。
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開催日 | 2022年10月04日~2022年12月11日 |
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会場 | 国立歴史民俗博物館 企画展示室A |
会場住所 | 千葉県佐倉市城内町 117 地図 |
地域 | 南関東 / 千葉 |
入場料 | 一般1000円/大学生500円 ※総合展示も合わせてご覧になれます。 ※高校生以下は入館料無料です。 ※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。(専門学校生など高校生及び大学生に相当する生徒、学生も同様です) ※障がい者手帳等保持者は手帳等提示により、介助者と共に入館料無料です。 |
営業時間 | 9時30分~16時30分(入館は16時00分まで) ※開館日・開館時間を変更する場合があります。 休館日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館) |
イベントURL | https://www.rekihaku.ac.jp |
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