もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展
2022年9月10日(土) ~2022年11月6日(日)
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20世紀を代表する報道写真家ロバート・キャパの作品を約100点展示。
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イベントDATA
スペイン内戦や第二次世界大戦などの戦場で、さまざまな激戦模様をカメラにおさめたロバート・キャパは、戦時下の市民の表情や、親交のあったピカソやヘミングウェイなど、著名人の飾らない表情も数多く残しています。
キャパのもうひとつのカメラマンとしての人柄にも触れ、彼の素顔に迫ります。
ハンガリー出身のロバート・キャパ(本名アンドレ・フリードマン)は、20世紀を代表する報道写真家です。
スペイン内戦の結末を暗示するかのような《崩れ落ちる兵士》や、死線に身を晒し命懸けで撮影したノルマンディー上陸作戦の激戦は、戦争報道写真の傑作とされています。
リアルタイムに映像が届けられることがなかった時代、キャパの写真が紙面を通して人々に与えた衝撃は計り知れません。
一方で、キャパは戦時下の市民の姿もカメラに多数おさめました。
不安げに空を見上げる人々や途方に暮れて佇む人など、戦争が日常化した世界とそこに生きる人たちの姿を多面的に捉えようとする意識がうかがえます。
このことは、キャパ自身が写真集を企画刊行する編集的視野をもっていたことと関係しているかもしれませんが、人が見せる鮮烈な感情と向き合うことで「人間」という存在にせまる挑戦であったと捉えることもできるでしょう。
人の内面を浮き彫りにするキャパの「まなざし」は、親交のあったピカソやヘミングウェイらを被写体とした場合にも遺憾なく発揮されます。
本展では、東京富士美術館が誇るロバート・キャパ・コレクションの中から、溢れ出る感情とそれを捉えるキャパの眼を軸に選び出した約100点の作品を展示することで、キャパの「もうひとつの顔」である編集的視点を会場内に構成します。
再び緊迫する世界を前に、激動の世紀を駆け抜けたキャパの写真をぜひご高覧ください。
開催日 | 2022年09月10日~2022年11月06日 |
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会場 | 神戸ファッション美術館 |
会場住所 | 神戸市東灘区向洋町中2の9の1 地図 |
地域 | 京阪神 / 兵庫 |
入場料 | 一般1000(800)円、大学生・65歳以上500(400)円、高校生以下無料 ※神戸市内在住の65歳以上の方は無料。 ※カッコ内は有料入館者30人以上の団体料金。 ※神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券(半券)で割引。 |
営業時間 | 10時~18時(入館は17時30分まで) |
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