諏訪敦「眼窩裏の火事」
2022年12月17日(土) ~2023年2月26日(日)
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終戦直後の満州で亡くなった祖母をテーマにした《棄民》シリーズから最新作まで、諏訪の近作を紹介し制作の深奥に迫ります。
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【画像キャプション:《HARBIN 1945 WINTER》2015-16年 キャンバス、パネルに油彩 145.5×227.3cm 広島市現代美術館蔵】
*チケットプレゼント応募締切*
2022年12月18日(日)/5組10名
応募方法は文末に記載
緻密で再現性の高い画風で知られる諏訪敦は、しばしば写実絵画のトップランナーと目されてきた。しかしその作品を紐解いていくと彼は、「実在する対象を、眼に映るとおりに写す」という膠着した写実のジャンル性から脱却し、認識の質を問い直す意欲的な取り組みをしていることが解る。
諏訪は、亡き人の肖像や過去の歴史的な出来事など、不在の対象を描いた経験値が高い。丹念な調査の実践と過剰ともいえる取材量が特徴で、画家としては珍しい制作スタイルといえるだろう。彼は眼では捉えきれない題材に肉薄し、新たな視覚像として提示していく。
この展覧会では、終戦直後の満州で病没した祖母をテーマにしたプロジェクト《棄民》、コロナ禍のなかで取り組んだ静物画の探求、そして絵画制作を通した像主との関係の永続性を示す作品群を紹介する。それらの作品からは、「視ること、そして現すこと」を問い続け、絵画制作における認識の意味を拡張しようとする画家の姿が、立ち上がってくる。
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開催日 | 2022年12月17日~2023年02月26日 |
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会場 | 府中市美術館 |
会場住所 | 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内) 地図 |
地域 | 東京 / 未定義 |
入場料 | 一般700円(560)円、高大生350円(280)円、小中生150(120)円 *( )内は20名以上の団体料金。 *未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料。 *府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」提示で無料。 *企画展「諏訪敦『眼窩裏の火事』」観覧料金で常設展もご覧いただけます。 |
営業時間 | 午前10時~午後5時(展示室入場は午後4時30分まで) 休館日:月曜日(1/9は開館)、12/29(木)~1/3(火)、1/10(火) |
イベントURL | https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuten/2022_SUWA_Atsushi_exhibition.html |
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