「纏う」
2022年11月22日(火) ~2022年12月5日(月)
- カテゴリ
- 立体・彫刻
- 個展・グループ展・展示会
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
動物モチーフの立体造形を手掛ける木下華穂の個展
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
アート掲載 | OFF |
アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |
![「纏う」 「纏う」](/files/event_title/637a4ce671d50_480x480_0.png)
イベントDATA
本企画は、2021年に開催された一般社団法人日本アートテック協会主催のアートコンペティション「100人10(読み:てん)」において、between the arts賞を授与した7名の作家の個展を順次開催するもので、その第四弾となります。
クマやシカ、ネコなど、デフォルメされたキャラクターとして一般社会に幅広く用いられる動物をモチーフとした立体造形を手掛ける木下華穂。本展示「纏う」では、そんな動物たちを媒介として、木下が近年のテーマとする「自分自身が思う自分のキャラクター性と、他者が思う自分のキャラクター性のズレ」を表現します。
学生時代より漆芸や彫刻を学び、脱乾漆技法を出発点として立体作品の制作に注力した木下は、下地を繰り返し塗り重ね、艶を仕上げるという鍛錬のような伝統的技法と向き合う中で、作品における「表面」を「立体と鑑賞者の間に一枚隔てている」レイヤーとして定義づけるようになりました。
木下の形作る動物たちの表面には、シンプルかつ色彩豊かな反復模様が施されており、それらは私たちの暮らしの中でも目にするような親しみやすいものである一方、本来彼らが身に纏う(彼らが進化の過程で獲得した)模様とはかけ離れています。また、仏像制作に用いられる玉眼の技術を現代風に応用することで施された装飾品のような瞳からは、彼らの表情や感情を読み取ることができません。
このような認知のズレや違和感は、内と外、自分と他人、個人と社会などを別けている、私たちが日々感じている目には見えない隔たり=表層、レイヤーとして置き換えることができるのではないでしょうか。
真っ白なギャラリーの中に佇むのは、どれも私たちに馴染みの深い動物たちばかりです。そんな色とりどりの作品との対話をお楽しみいただき、日常生活のふとした場面で彼らの姿を思い出して頂ければ幸いです。
開催日 | 2022年11月22日~2022年12月05日 |
---|---|
会場 | between the arts gallery |
会場住所 | 東京都港区元麻布2-2-10 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
営業時間 | 12:00 ~18:00 |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント
![](/files/event_title/677f90afe8277_60x60_2.jpg)
~
2025年2月23日(日)
超視線展2024年優秀賞受賞者グループ...
本展は2024年6月に開催された「超視線展」の受賞者による企画グループ展です。
![](/files/event_title/677f8bd49b36b_60x60_2.jpg)
~
2025年2月16日(日)
ACT企画「いまだ生を知らず、いずくん...
本展は「死生観を問いかける」展覧会になります。ACT5はACT取扱作家を中心に6名の作家による...
![](/files/event_title/678f33c5f1e58_60x60_2.jpg)
~
2025年3月23日(日)
万翔葉個展「Nagnoma Syndr...
現実と理想との境界線が曖昧になり、ゆるやかに 溶けて混ざり合う。 夢想世界は美しく、時に歪...
![](/files/event_title/677f953161a8e_60x60_2.jpg)
~
2025年2月9日(日)
大石照美展
精神と物質への探究の過程で、現在は「記憶」を制作の軸にしています。 銅版画、BOX作品を合わ...