wimp個展「めまい」
2022年12月10日(土) ~2022年12月15日(木)
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京都・平安神宮や名もないキャラクターをモチーフに描いた奇妙な日常。観る者の意識を揺さぶる3年ぶりの個展。
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イベントDATA
メトロ文化財団賞(2018年)、アートスタートアップ100(2019年)などの受賞歴があり注目を集めるアーティストwimp(ウィンプ)。
3年ぶりの個展となる本展は、日常に感じる違和感がテーマ。正体が分からなかったり世間から忘れ去られたキャラクター、旅先で出くわした巨大な鳥居などを入れ子状態にして描いた「観る者の意識を揺さぶる」約30点の作品を展示します。
これは彼女が京都を訪れた際に視界に入ってきた平安神宮の鳥居に抱いた違和感がきっかけとなっています。
「昔から知っていて、生活に馴染んでいるものであるはずなのに想像を遥かに越える大きさで、ゲームのマップぐらいに思える違和感のある風景だった。しかし、確かにここにあることに興奮した。(地図アプリが示す)最適解への道を歩いて目的地も見えているなか目の前に突如現れた巨大な鳥居に意識、感覚が揺さぶられた」
一見成立しているように見せかけ、実は破綻した画面構成に見慣れた風景に感じる違和感、日常生活に潜む奇妙さを表現。また、アナログペインティングと3DCGをジークレー(※)プリントで出力した作品を並列することで、めまいのような鑑賞体験を生み出そうとします。
過去に経験していたものの忘れていた感覚。風景や日光の感じ方ひとつでも、状況によって変わる。それはめまいにも通じる感覚で、「めまいが起きるとき、ふわふわするというか奇妙な感覚に陥る」と話し、その瞬間に人間の感覚は開かれるとします。
アーティスト名のwimpとは「弱虫」の意味。弱い自分でも生きていける社会を作ることが作家活動のテーマにあります。続々と登場するサービスで正解までの最短距離が示される現代にあって感じる生きづらさ。それには、人それぞれの感覚が開かれることを急がず、待つことが大切だと話し、その先に人それぞれの景色が広がることを信じています。
今年を振り返り、来る年へと思いを巡らせる時期にふさわしい内容であり、YUGEN Galleryの本年最後の展示となります。ぜひご来場ください。
開催日 | 2022年12月10日~2022年12月15日 |
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会場 | YUGEN Gallery |
会場住所 | 東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F 地図 |
地域 | 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など) |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 月〜金 14:00〜19:00 土・日・祝 13:00〜19:00 ※最終日のみ17:00終了 休館日 :なし |
イベントURL | https://yugen-gallery.com/ja/ |
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