甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性
2023年7月1日(土) ~2023年8月27日(日)
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京都国立近代美術館をはじめ国内外に所蔵される甲斐荘の代表的な作品群が一堂に会します。
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イベントDATA
【画像キャプション:《虹のかけ橋(七妍)》1915-76年、京都国立近代美術館】
*チケットプレゼント応募締切*
2023年6月25日(日)/5組10名
応募方法は文末に記載
ーあやしさを超えて、誰も見たことのない甲斐荘楠音の全貌にせまるー
甲斐荘楠音(1894-1978/かいのしょうただおと)は、大正期から昭和初期にかけて日本画家として活動し、革新的な日本画表現を世に問うた「国画創作協会」の一員として意欲的な作品を次々と発表しました。しかし、戦前の画壇で高い評価を受けるも1940年頃に画業を中断し映画業界に転身。長らくその仕事の全貌が顧みられることはありませんでした。本展は1997年以降26年ぶり、東京の美術館では初となる本格的な甲斐荘の回顧展です。これまで知られてきた妖艶な絵画作品はもとよりスクラップブック・写真・写生帖・映像・映画衣裳・ポスターなど、甲斐荘に関する作品や資料のすべてを等しく展示します。画家として、映画人として、演劇に通じた趣味人として――さまざまな芸術を越境する「複雑かつ多面的な個性をもった表現者」として甲斐荘を再定義します。
ー甲斐荘楠音が携わった時代劇映画ー
甲斐荘楠音は衣裳・風俗考証家として、日本の時代劇映画の黄金期を支えました。本展に展示される映画衣裳の制作には甲斐荘が携わっています。映画監督・溝口健二をして「甲斐荘君が手伝ってくれると品がよくなる」と言わしめた考証家としての手腕は、伊藤大輔や松田定次ら時代劇映画の名監督たちから厚い信頼を得ていました。本展には、東映京都撮影所に保管されていた往年の映画衣裳の数々が展示されます。名優・市川右太衛門が袖を通した絢爛豪華な衣裳をはじめ、数々の映画資料が甲斐荘の見識や感性を物語ってくれます。
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開催日 | 2023年07月01日~2023年08月27日 |
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会場 | 東京ステーションギャラリー |
会場住所 | 東京都千代田区丸の内1-9-1 地図 |
地域 | 東京 / 千代田区・中央区(銀座など) |
入場料 | 一般1,400(1,200)円 高校・大学生1,200(1,000)円 中学生以下無料 *( )内は前売料金[6/1~6/30オンラインチケットで販売] *障がい者手帳等持参の方は100円引き[介添者1名は無料] |
営業時間 | 10:00~18:00(金曜日~20:00) *入館は閉館30分前まで 休館日:月曜日[7/17,8/14,8/21は開館]、7/18(火) |
イベントURL | https://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp |
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