国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

終了しました
カテゴリ
オールジャンル
個展・グループ展・展示会
タグ[編集]
このページにタグをつけてみませんか?

アーティスト Kenny Scharf/ケニー・シャーフ 個展

223 0 0 0

本展は、シャーフにとって、日本のプライマリーギャラリーにおける展覧会として、約30年ぶりとなる新作個展で す。本展覧会は、NANZUKA UNDERGROUND(渋谷区神宮前)の他に、草月会館草月プラザ(港区赤坂)との2会場にて開催いたします。



草月会館においては、イサムノグチ石庭における新作の立体彫刻作品のインスタレーションに加えて、1985 年に草月 会館が主催した「アートインアクション」展の際に、シャーフ自身がペイントと改造を施したキャデラック「夢の 車」が 38 年ぶりに限定公開される予定です。



ケニー・シャーフ(1958 年生まれ, カルフォルニア州, アメリカ)は、1980年に NYのSchool of Visual Artsを卒業。そ の後、アンディ・ウォーホルをメンターとして、グラフィティやコラージュを主要な表現スタイルとする「イース ト・ヴィレッジ・アート・ムーブメント」の一員として、バスキアやキース・ヘリングといった同世代のアーティス トと共に一躍大きな脚光を浴びました。1985年には、ホイットニー・ビエンナーレに参加。自身のユニークな創作を 説明するために「ポップ・シュルレアリスト」という用語を生み出しました。近年の展覧会に、 個展「Moodz」(Jeffrey Deitch, CA,アメリカ, 2020)、「Super Pop Universe」(Lotte Museum of Art,ソウル, 韓国, 2018)、「Fast Forward _Painting from the 1980’s」(Whitney Museum of American Art, NY, アメリカ, 2017)、「Hammer Projects」 (Lobby Mural Hammer Museum, CA, アメリカ, 2017)など多数。現在では、独自のキャラクターを駆使したアート作品という21世紀型ポップ アートのトレンドに繋がる文脈を切り開いた先駆者として、多くの若いアーティストの尊敬を集めています。



シャーフの作品の特徴は、何と言ってもカラフルな色彩と独自のキャラクターにあります。「原始家族フリントストーン」や「宇宙家族ジェットソン」のファンを公言するシャーフは、こうした漫画アニメの 引用から自身のキャラクターの着想を得たと語っています。宇宙人とも巨大化した微生物とも、植物の妖怪のように も見えるシャーフのキャラクターについて、シャーフは自分自身や友人たちのメタファーであり、怒りや喜び、眠 気、空腹といったごく自然な感情を表していると解説します。また、その色彩も、私たちのあらゆる感情を表すもの と説明します。シャーフの作品における動き、スピード感は、そのまま即ち生命感という最も重要な文脈を担いま す。



本展覧会のためにシャーフが描きあげた新作には、変幻自在に形を変え、飛び回ったり、動き回ったりと表情豊かな キャラクターたちが登場します。それは、良い意味でも悪い意味でも、私たち人間の自由な姿を連想させます。完成 した作品を注意深く見ると、そこには日本語で「温暖化」、「見えぬ道筋」、「原告」、「医療システム整備」とい った言葉が散りばめられています。シャーフは、今回の日本での個展にむけて、日本語の新聞を集め、私たちが現在向き合っているテーマに関するキーワードを画面の中に忍ばせました。若い頃に、ドラッグやエイズなどで多くの友 人を失った経験を持つシャーフにとって、あらゆる社会の問題が、その創作活動の背景にはあるのです。



また、本展では日本初公開となるインスタレーションを発表します。シャーフは 1981年に、使い古した玩具や 家電といったファウンドオブジェクトとブラックライトを用いたインスタレーション「Cosmic Cavern」を発表。空間を丸 ごとビビットなネオン色に変換し、没入型の視聴体験を提供するこの作品は、シャーフの芸術を象徴するシリーズと して現在も進化を遂げ続けています。



本展のために、シャーフが 30年ぶりの来日を果たします。本展覧会のレセプションは、6月9日(金)に、招待制に て、草月会館と NANZUKA UNDERGROUND の 2会場にて開催致します。

また、6月10日(土)には、草月会館に て、ケニー・シャーフと勅使河原季里氏によるトークも予定しております。
本展を何卒皆様にご高覧頂けると幸いです。

開催日 2023年06月10日~2023年07月09日
会場 NANZUKA UNDERGROUND
会場住所 東京都渋谷区神宮前3丁目30−10 地図
地域 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)
営業時間 水曜日 - 日曜日 11:00-19:00
*月曜、火曜休業
イベントURL https://nanzuka.com/ja
東京都渋谷区神宮前3丁目30−10

まだこのイベントが書かれたブログはありません。

会員登録をしてコメントしよう!

同じカテゴリーのイベント

開催前 2025年5月15日(木) 11:00

2025年5月20日(火) 16:00
南関東 神奈川

5つの手法展

川島邦彦(墨)村山美佐緒(リトグラフ)小林貴子(シルクスクリーン)満作(色鉛筆、ペン)関真澄(...

開催前 2025年5月14日(水)

2025年5月24日(土)
東京 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)

東京Untitled上海

日本と中国のアーティスト6人による展覧会『北京Untitled北京』は一昨年2023年に北京(...

開催中 2025年4月12日(土) 9:00

2025年4月27日(日) 15:00
南関東 千葉

長生フイルム会 写真展 2025

長生フイルム会はフィルム写真の素晴らしさに魅了され続ける、フィルム愛好家のクラブです。10代か...

もうすぐ開催 2025年4月29日(火)

2025年5月11日(日)
東京 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)

公募展「stella nova 14」

本展は、未だアートコンプレックスセンターで個展を開いたことの無い、「新しい星」と、お客様やギャ...

このイベントに行きたい人0人