アートな青果展
2023年7月21日(金) ~2023年9月18日(月)
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野菜の価値を感性で見つめなおす美術展
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イベントDATA
農産物は、取引や流通を円滑に行うために、大きさ・重さ・色・形・熟度・品質などを等級付けした農産品規格が設けられています。この規格から外れた野菜は「規格外野菜」となり当たり前のように「価値が低い」とされ、大抵の場合は「出荷の手間に対して収益が見合わない」「消費者が敬遠するため採算が合わない」といった理由で、出荷されずに廃棄されてしまいます。これまでの商習慣で続いてきた厳しい農産品規格は、物流の効率や安全性などの利点がある一方で、規格内の農産物をつくるための過剰生産と過剰廃棄を引き起こしている可能性もあります。収穫後に出荷されずに廃棄される野菜は膨大な量にのぼると言われていますが、食品ロスの数値には正確には表されていません。一方で、規格に満たない野菜が価値・価格が低いとされるまま市場に多く出回ると、農産物全体の価格下落、農業関係者の大きな収益下落が起きるとも言われており、解決の糸口が見つかりづらい社会課題となっています。
「アートな青果展」は、長年に渡る商習慣で固定化された規格設定に対して、「規格外野菜は、本当にこんなにも価値・価格が低いのか」という問いを投げかけ、現代の価値観で見つめ直すきっかけを提供します。人においては個性・ダイバーシティの価値観がアップデートされている現代。生活者一人ひとりが野菜に対しても、形が変わっている、傷がある、味わいが異なることを「価値が劣る」と捉えずに、「価値ある個性」と捉えることが、フードロス解決の一助になると考え、規格外野菜の個性をアーティストたちが見つめていきます。そこに潜む「名作性」が引き出されたアート作品を見て、きっと明日から規格外野菜への視点が変わるはずです。
開催日 | 2023年07月21日~2023年09月18日 |
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会場 | ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY |
会場住所 | 東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1 地図 |
地域 | 東京 / 港区・文京区(六本木など) |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 11:00~18:00 休館日:月曜日(※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館) |
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