首藤 和子「糸でつむぐ絵画」
2024年4月11日(木) ~2024年6月29日(土)
- カテゴリ
- オールジャンル
- 個展・グループ展・展示会
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
じっくり時間をかけて糸でつむぎ、たくさんの想いの詰まった作品を通して、すこしでも優しい気持ちになりますように。
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
アート掲載 | OFF |
アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |

イベントDATA
宮城県南三陸町にある生活介護事業所「のぞみ福祉作業所」は、東日本大震災の復興支援をきっかけに、「NOZOMI PAPER Factory」として2015年に活動をスタート。手漉きの再生紙「NOZOMI PAPER®︎」の製作と、各自思い思いのアート活動を行っています。
自由で和やかな雰囲気の作業所の中で、日々制作に没頭する首藤和子さん。以前は、さまざまな生き物のイラストを描いていましたが、2017年頃、地元の方々から支援でいただいたことがきっかけに、毛糸という素材に出会いました。描いた下絵に毛糸を貼り合わせていく自分の表現方法を見つけ、日々模索しながら制作を続けています。
毛糸作品のモチーフとなっている鮮やかな色合いの「鳥」は、2019年以降に新型コロナウイルスの影響で、外出自粛などさまざまな制限の中、作業所のみんなや地域の方々が明るい気持ちになるように、いつかまた羽ばたける日がくることを願って制作されました。
もう一つ、首藤和子さんの作品の素材となっているのが、東北三大祭りの1つ「仙台七夕まつり」に使われた、七夕飾りのカラフルな和紙です。もともとはNOZOMI PAPER Factoryで紙漉きの材料としてリサイクルされていました。一枚一枚、和紙をねじって作った「紙撚り」を、毛糸と同様に下絵にあわせて貼り合わせていきます。暖かみのある毛糸の作品とはまた違った、より複雑な密度がありながらも繊細さが魅力の画面に仕上がります。
全国から寄せられる支援の想いをアートでつなぎ、人と地域との関係を織りなしながら、社会の循環の一部となっています。じっくり時間をかけて糸でつむぎ、たくさんの想いの詰まった作品を通して、すこしでも優しい気持ちになりますように。
開催日 | 2024年04月11日~2024年06月29日 |
---|---|
会場 | HERALBONY GALLERY |
会場住所 | 岩手県盛岡市開運橋通2-38 @HOMEDELUXビル4F 地図 |
地域 | 東北 / 岩手 |
営業時間 | 木・金 12:00〜18:00 土・祝日 10:00〜12:00 / 13:00〜17:00 |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント

~
2025年4月27日(日) 15:00
長生フイルム会 写真展 2025
長生フイルム会はフィルム写真の素晴らしさに魅了され続ける、フィルム愛好家のクラブです。10代か...

~
2025年5月24日(土)
東京Untitled上海
日本と中国のアーティスト6人による展覧会『北京Untitled北京』は一昨年2023年に北京(...

~
2025年4月27日(日)
Independent Curator...
「Independent Curator」は企業やギャラリーに属さないフリーランスの立場で活動...

~
2025年5月6日(火)
always / never end(...
写真家の井上恵美梨とインスタレーションを中心に制作する酒井優衣による二人展