小林颯個展「ポリパロール」
2024年6月26日(水) ~2024年7月21日(日)
- カテゴリ
- オールジャンル
- 個展・グループ展・展示会
- タグ[編集]
- このページにタグをつけてみませんか?
〈移民〉〈クィアネス〉といったキーワードをもとに、装置、映像、多言語詩、Podcastによる作品を発表。
編集者 | |
---|---|
エントリー機能 | エントリー機能を使わない |
エントリー掲載の承認 | エントリーしたら自動的にエントリー一覧に掲載 |
アート掲載 | OFF |
アート掲載の承認 | 投稿したら自動的に出展作品一覧に掲載 |
イベントDATA
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:出木場 久征)が運営するBUGでは、2024年6月26日(水)より、小林颯による個展「ポリパロール」を開催します。小林は、東京藝術大学大学院を修了後、2020年に公益財団法人江副記念リクルート財団の奨学金を受給してベルリン留学を実現しました。その間に国内で複数の賞を受賞するなど、これからが期待されるアーティストです。BUGでは小林の今後のキャリアを後押しすべく、新作を含め本人にとっては最も大規模となる個展を開催します。
本展のタイトル「ポリパロール」は、「複数の」を意味する「ポリ(poly-)」と、言語学上で「個人が特定の場で行う発話行為」を表す「パロール(parole)」を合わせた、小林による造語です。
留学と同時期に起こった新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、人種による分断や対立を深めました。小林も一時帰国できず、見知らぬ土地でエクソフォニー*(ドイツ語で「母語の外に出た状態一般」の意)という状態を経験し、〈よそ者〉について考えるようになります。
展示作品の一つ《つぎはぎの言語》は、ベルリンに亡命した中国四川省出身の詩人との対話から制作されました。詩人は、自身の亡命を「我跑了(私は逃げてきた / I ran.)」と言い表します。小林は、異なる文脈を持ちながら共鳴する詩人の言葉を用い、〈よそ者〉同士を縫い合わせようと試みます。
本展では、展示作品や会期中に開催するイベントを通して、近年小林が関心を抱く〈エクソフォニー〉〈移民〉〈クィアネス〉といったキーワードを元にした、複数の人々のおしゃべりが聞こえてきます。ベルリンで様々な背景を持つ人々のおしゃべりに触れた小林は、装置、映像、多言語詩、Podcastなどのさまざまなメディアで制作された作品を通して、「個人的なことは政治的なこと」というシンプルで力強いメッセージを伝えます。
*多和田葉子『エクソフォニー: 母語の外へ出る旅』2012、岩波現代文庫
開催日 | 2024年06月26日~2024年07月21日 |
---|---|
会場 | BUG |
会場住所 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F 地図 |
地域 | 東京 / 千代田区・中央区(銀座など) |
入場料 | 入場無料 |
営業時間 | 11:00〜19:00 火曜休館 *毎週金曜日は20時までのナイト開館:2024年6月28日、7月5日、7月12日、7月19日 |
ShareArt 展覧会・イベント情報さんが投稿したその他のイベント
このイベントに関連するブログ
まだこのイベントが書かれたブログはありません。
このイベントに対するみんなのコメント
会員登録をしてコメントしよう!
同じカテゴリーのイベント
~
2024年11月24日(日) 17:00
秘められたる魔性16
奇想、幻想、ポップシュルレアリスム、ロウブロウアート等と呼ばれるジャンルを中心に、個性と実力を...
~
2024年11月24日(日) 18:00
【ゆめごこち】竹渕まゆ絵画展
竹渕まゆ 群馬県前橋市生まれ。京都芸術大学美術工芸学科日本画コース卒業。どこか優しい雰囲気の...
~
2024年12月22日(日) 19:00
12/22(日) 野原万里絵展「絵画に...
2024年11・12月のニューあそび場の創造は、絵画領域で活躍する野原万里絵を迎え、展覧会を開...
~
2024年12月22日(日) 17:00
Crowdfunding Exhibi...
ギャラリーオープン前に実施しましたクラウドファンディングでの公募展示がきっかけで集まった、若手...