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2024 年7 月より、展覧会「リップル」を開催いたします。本展は写真と絵画における既存の作為と無作為の定義を
探り、それぞれの表現手法を模索することで、新たな視点を提案する展覧会です。

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Up & Coming 第3回展「リップル」

Up & Coming 第3回展「リップル」
 苅部太郎、中田拓法、MANA HIRAI、森綾乃

会期:2024年7月6日(土)~8月4日(日)
開場時間:12:00~19:00(金・土は20:00 まで)
休場日:火曜日
会場:Up & Coming(東京都渋谷区神宮前3-42-18)
アクセス:東京メトロ銀座線「外苑前駅」3番出口より徒歩4分
URL:https://upandcoming.tamabi.ac.jp/exhibitions/n003/

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写真表現、絵画表現は、多岐にわたる外的要因によって揺れ動く。その構造的なエッセンスとして、作為と無作為が
ある。写真表現は、レンズに映るもの全てを光によって描き出す無作為性に、その特性があると言える。一方、絵画
表現は、作者の作為が強く反映される。作者はキャンバスなどの支持体に一から世界を構築する。この対比関係ゆえに、
お互いがその独自性に憧れ、領域を横断することで、多様な表現が生まれてきたことは周知の事実であろう。
今回の展示は、上述の流れを踏まえながら、それぞれのメディアにおける既存の作為と無作為の定義を探り、時には
疑問を抱きながらも、それぞれの表現手法を模索することで、新たな視点を提案するアーティストによって構成され
ている。
また、本展示へ向け、メンバーそれぞれが「リップル」というキーワードからインスピレーションを得て、作品を一
点制作した。作品のアイデア段階から、展示メンバーは対話を重ね、その過程でアイデアが広がり、深まり、結びつ
いていった。それは波の重ね合わせの原理のように、各々の独立性を保ちながらも、展覧会という限られた場で、大
きな振幅を得るための取り組みである。

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【イベント】

事前予約不要、参加無料

●オープニングレセプション
日時:7 月6 日(土)17:00 ~19:00

●トーク
日時:7 月20 日(土)16:00 ~17:30
ゲスト:山峰潤也(キュレーター/株式会社NYAW 代表取締役)
東京都写真美術館、金沢21 世紀美術館、水戸芸術館現代美術センターにて、キュレーターとして勤務したのち、
ANB Tokyo の設立とディレクションを手掛ける。その後、文化/アート関連事業の企画やコンサルを行う株式会社
NYAW を設立。展覧会のキュレーション、アートプロジェクトのプロデュース、雑誌やテレビなどのアート番組や特
集の監修、執筆、講演、審査委員、国際機関による海外派遣など多数。その他、文化を含む社会共通資本に関わるイ
ンパクト評価の研究や地域の魅力を再発見していく旅を2024 年より自主活動としてスタート。
国立アートリサーチセンター室長室外部アドバイザー、CIMAM(国際美術館会議)個人会員。



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【プロフィール】

●苅部太郎(KARIBE Taro)
1988年愛知県生まれ。
写真メディア技術や表象の機能について考察。視覚情報伝達制度や知
覚システム、テクノロジーと人間の相互作用が「ものを見る経験」に与え
る影響を扱う。
主な展覧会に「Electric Caveman」(HECTARE、東京、2023)、「浅間国
際フォトフェスティバル」(MMoP、長野、2023)、「Platform29.8」(ANB
Tokyo、東京、2022)、「Head on Photo Festival」(Paddington Town
Hall、シドニー、2018)。
2024年 Japan Photo Award・Elisa Medde賞。
Web | https://www.tarokaribe.com/

●中田拓法(NAKATA Takunori)
1982 年埼玉県生まれ。
メディア学の学士を取得した後、多摩美術大学油画専攻に入学。2014
年に多摩美術大学大学院修了。 伝統的な絵画にデジタル技術を介在さ
せることで、新たな表現を探っている。
主な展覧会に「IMA next EXHIBITION 02 受賞作品展」(北村写真機
店 Space Lucida 、東京、2023)、「Platform 29.8」(ANB Tokyo、
東京、2022)、「H@ppy Dokuro」(CRISPY EGG Gallery 、神奈川、
2022)、「BankART AIR 2022 SPRING OPEN STUDIO」(BankART
Station 、神奈川、2022)。
2022 年 IMA next #34 Photography and Painting (審査員:鈴木
理策) グランプリ。
Web | https://www.takunori-nakata.com/

●MANA HIRAI
1993年北海道生まれ。
2016年東京工芸大学芸術学部写真学科 卒業
撮影後に偶発的な処理を施し、現実とは異化された瞬間を切り取った抽
象的なイメージを写真として制作している。複製技術における“オリジナル
の所在”について写真の定義の中で複数の技法を用い、実験的に制作して
いる。
主な展覧会に「WHAT CAFE EXHIBITION」(WHAT CAFE 、Shinagawa、
Tokyo Japan) 、「Platform 29.8」(ANB Tokyo 、Roppongi、Tokyo
Japan) 、「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD NEW VISOINS」
(G/P gallery Shinonome、Tokyo) 、China Photo Festival - Tokyo
Women’s Photo Exhibition( Xiamen China)。
Web | https://manahirai.com

●森綾乃(MORI Ayano)
1990 年大阪府生まれ。
2014 年多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻 修了
布をレイヤー状に何層にも重ねては描くアプローチで絵画作品を制作。
シンプルな表層ながら、 鑑賞者に空気感や蓄積された時間の経緯、空
間そのものを感じさせる。 ありのままの、自由闊達な表現の中でのび
やかにだらしなく、空間の奥深くまで潜り込みたい。
主な展覧会に「STUDIO HAIDENBAN exhibition」(京都岡崎蔦屋、
京都、2023)、個展「ユイゆシス」(galleryMain、京都、2022)、「森
綾乃× 牧田紗季 blue in heaps 」(s+arts、東京、2022)。VOCA
展2015 に選出。 株式会社BRASS にコレクション、株式会社河合電
器製作所壁画制作など 。
Web | https://ayano-mori.jimdofree.com/

開催日 2024年07月06日 12:00~2024年08月04日 19:00
会場 Up & Coming
会場住所 東京都渋谷区神宮前3-42-18 地図
地域 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)
アクセス 東京メトロ銀座線「外苑前駅」3番出口より徒歩4分
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」A2出口より徒歩10分
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前〈原宿〉駅」5番出口より徒歩13分
営業時間 12:00 ~ 19:00(金・土は20:00 まで)
イベントURL https://upandcoming.tamabi.ac.jp/
イベントX(旧twitter) @uac_tamabi
東京都渋谷区神宮前3-42-18
東京・渋谷区・新宿区...
2024/11/18 ~ 2024/12/20
東京・渋谷区・新宿区...
2024/5/17 ~ 2024/6/23

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