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江戸時代後期、木版多色摺の技術が確立すると、絵双六は人気絵師の手によって色鮮やかに描かれ、観賞の対象にもなっていった。明治30年(1897)に制作された「東化粧美人寿語録」は、小説家の骨皮道人が考案し、挿画を浮世絵師の小林清親が描いた。本展では博物館実習生が二人の作者と制作背景に迫る。※常設展示室内の一部で行うミニ展示

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昨年度の博物館実習生によるテーマ展示でも題材にした「東化粧美人寿語録」。昨年度は、本資料に描かれる化粧品を数点ピックアップし、選定資料の解説文とともに現存する実物を列品する展示を行いました。
絵すごろくとはサイコロを振り、出た目によってコマを進め、上りの区画に早く入った者を勝ちとする盤上遊戯(ボードゲーム)です。江戸時代に庶民に普及し、かつては家庭でできる娯楽として子どもたちの遊びの定番でした。また、江戸後期、錦絵に代表される木版多色摺の技術が確立すると、絵すごろくも人気絵師らの手によって色鮮やかに描かれ、遊ぶだけでなく絵画的な観賞の対象にもなっていきます。広告としての機能も持つようになり、商品の宣伝などとしても活用されるようになります。
明治30年(1897)に制作された「東化粧美人寿語録」は、小説家の骨皮道人(1861-1913)が考案し、挿画を浮世絵師の小林清親(1847-1915)が描いています。小林清親と骨皮道人は、日清戦争・日露戦争を題材にした、百戦百勝になぞらえて描いた戦争諷刺画の連作「日本万歳 百撰百笑」や「社会幻燈 百撰百笑」(1894年~1904年制作)を発表したコンビとして有名です。
今年度は実習生に、二人の作者と本資料の制作背景に迫ってもらいます。
※常設展示室内の一部で行うミニ展示です。

開催日 2024年08月06日 10:00~2024年09月28日 17:00
会場 紅ミュージアム
会場住所 東京都港区南青山6-6-20 K‛s南青山ビル1F 地図
地域 東京 / 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)
アクセス 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅下車
B1 出口(階段)より徒歩12分
B3 出口(エスカレーター・エレベーターあり)より徒歩13分
入場料 無料
営業時間 10:00~17:00
(休館日:毎週日・月曜日)
電話番号 03-5467-3735
イベントURL https://www.isehanhonten.co.jp/cat-museum/theme_20240806/
東京都港区南青山6-6-20 K‛s南青山ビル1F

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