Timeless Primitivism -原始的で現代的な何か-
2025年3月26日(水) ~2025年4月15日(火)
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- 工芸・陶芸・民芸
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時代を超えても変わることのない、作るという行為の本質を追求した作品群を、お楽しみください。
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イベントDATA
【画像キャプション:メインビジュアル】
《Strata》は、粘性の異なる粘土を手仕事で複数回塗り重ね、窯で熱すという原始的な行為を繰り返すことで、あらゆる要素が混ざり合った「現代の地層」を表現しています。本作は、同一の色で塗られているが、層ごとのテクスチャーの違いによって異なる色を見せます。「現代の地層」という表現は、一つの側面で物事を推しはかれない複雑な今日の「現代社会」と、複雑なレイヤーが絡み合って構成される「陶芸」素材を組み合わせる行為から私が考えた作品であり、言葉です。
本展では「原始的で現代的な何か」と題し、古代に発掘された土器のような、あるいは工業製品のような見た目をした新作《Strata Vessel》を発表します。西洋文化においてPrimitivismという言葉は、「未開の社会」を意味する否定的な言葉として用いられてきましたが、本来の人類の営みにおいて原始的な行為の中に生きるという欲求が満たされている見方もできます。作るという行為は時代を超えて今もなお変わることなく人々の根源的欲求に語りかけるものであると考えられます。その欲求の源泉は伝統的な古美術も現代の量産品も本質的には変わらないのかもしれません。私は古代の土器の造形をシンプルにし当時には存在し得なかった量産的な鋳込み技法で造形し、磁土や顔料を使用することで過去と現在を交錯させた表現に挑戦しています。
本展には、私がこれまで制作してきた工芸品として扱われる茶器や日常使いの器も展示します。対極に存在するそれらを同じ空間に配置することで、人類が誕生してから今に至るまでの時間の流れの中での営みの変化と本質的に求める何かを感じてもらえたらと思います。
開催日 | 2025年03月26日~2025年04月15日 |
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会場 | 京都 蔦屋書店 6Fアートスクエア |
会場住所 | 〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東入御旅町二丁目35 京都髙島屋S.C. T8 5・6階 地図 |
地域 | 京阪神 / 京都 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 10:00~20:00 ※最終日のみ18:00閉場 |
イベントURL | https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/45900-0924580227.html |
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