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植田正治写真美術館
植田正治
ファッション写真
カメラ

植田正治写真美術館では、戦前の演出写真や1980年代のファッション写真をあわせて展示し、「撮る」「撮られる」を強く意識した植田の写真スタイルをご紹介します。

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まなざしの交差 植田正治の「撮ること」「撮られること」

「まなざしの交差」と題した今回の展覧会のテーマは、「撮ること」と「撮られること」です。

カメラを向けられ、素直に反応する無邪気な子どもたちや素朴な人々の姿は、植田正治の写真の中で特に印象的です。そこにカメラがある事を意識させないように撮ることが“自然”であるという考え方もありますが、植田は、「人にカメラを向けた時に、カメラを意識するなということの方が不自然だ」と語ります。つまり「カメラを意識させ、真正面から撮る」ことは、被写体とストレートに、そして真摯に向きあうことの表明であり、それによって生じる様々なコミュニケーションを植田は楽しんだのでしょう。

1950年代後半から70年代にかけて山陰地方で撮影された子どもたちや人々の魅力的な表情は、まさに植田と被写体との「まなざしの交差」の証であり、記憶です。これらのイメージは、携帯電話やデジタルカメラでの単なる記録のような撮影に慣れてしまった私たちに、「写真すること」の楽しさをあらためて語りかけてくれます。

シリーズ〈童暦〉や〈小さい伝記〉を中心に、戦前の演出写真や1980年代のファッション写真をあわせて展示し、「撮る」「撮られる」を強く意識した植田の写真スタイルをご紹介しながら、「ひと」に向けられたヒューマンな「まなざし」を浮き彫りにします。


【主な出品作品】
子供(1935年) シリーズ〈童暦〉より(1955―70年)
シリーズ〈小さい伝記〉より(1974―85年)
シリーズ〈砂丘モード〉より(1983―96年)

主催:植田正治写真美術館

開催日 2011年03月01日 09:00~2011年06月05日 17:00
会場 植田正治写真美術館
会場住所 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 地図
地域 中国 / 鳥取
入場料 一般 800円 (700円)
高校大学生 500円 (400円)
小中学生 300円 (200円)
※( )内は20名以上の団体料金です。
営業時間 ■開館時間 午前9時から午後5時まで。
入館は閉館の30分前まで。

■休館日 毎週火曜日(祝祭日の場合は翌日)
12/1~2/末日は休館
展示替期間中は休館
イベントURL http://www.japro.com/ueda/index.html
鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
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東京・渋谷区・新宿区...
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