夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史
2011年3月8日(火) 10:00 ~2011年5月8日(日) 18:00
- カテゴリ
- 写真
- 歴史・伝統文化
- 個展・グループ展・展示会
東京都写真美術館では、日本全国の美術館、博物館、資料館等の公共機関が所蔵する幕末~明治期の写真・資料を調査し、体系化する初めての試み「知られざる日本写真開拓史」の第三弾として「四国・九州・沖縄編」を開催します。
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イベントDATA
幕末の開国と時を同じくして、日本にもたらされた写真。芸術作品に用いられる、つまり、美術館である当館にとって「夜明けとなる以前」の写真は、いったいどのようなものだったのでしょうか。そして、それらに宿る作品性とはどのようなものなのでしょうか。江戸時代の日本にとって写真は、西洋技術の象徴でした。日本最古の写真は、ペリー艦隊の従軍写真師が撮影したものです。やがて横浜や長崎などが開港し、訪日する写真師との関わりから、江戸の鵜飼玉川(うかいぎょくせん)や開港地の上野彦馬・下岡蓮杖(しもおかれんじょう)など、日本人の写真師が各地に現れます。そして、西洋的近代化へ向かうとともに、その技術はさらに次の世代へと伝承されていきました。
シリーズ第三弾となる本展では、関東編、中部・近畿・中国地方編に引き続き、現存する貴重なオリジナルの写真作品・資料を展覧します。出品作品は、当館収蔵作品および協力機関である日本大学芸術学部の収蔵作品のほか、四国・九州・沖縄の公開機関を持つ約2,200の施設へ収蔵調査を行い、所蔵が明らかになった多くの未公開作品を含みます。
未公開の作品群は必ず新たな写真史のページを紐解き、同時に、これら幕末~明治時代中期に制作された写真作品によって時は飛び越えられ、19世紀の日本および日本人の姿が絵画とは異なる直接的な現実感をもって眼前で躍動します。本展は、現在にまで伝わる貴重な写真に触れる希有な機会となるとともに、表現という概念が存在しなかった時代の写真にも作品性が根源的に宿ることを実際のモノによって体験できる場となるでしょう。
■主催:東京都 東京都写真美術館/読売新聞社/美術館連絡協議会
※掲載画像について
上野彦馬 題不詳(上野彦馬と侍達) 明治初年
開催日 | 2011年03月08日 10:00~2011年05月08日 18:00 |
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会場 | 東京都写真美術館 |
会場住所 | 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 地図 |
地域 | 東京 / 世田谷区・目黒区・品川区・大田区(下北沢・自由が丘など) |
入場料 | 一般 500(400)円/学生 400(320)円/中高生・65歳以上 250(200)円 ( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引/ 小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/東京都写真美術館友の会会員は無料/第3水曜日は65歳以上無料 |
営業時間 | 休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館) ※今般の地震の影響により、現在、開館時間・上映時間等を変更しています。最新の情報は、トップページの新着情報よりお確かめください。 開館時間 10:00-18:00(木、金は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで。1Fホールは上映作品毎に異なります。 |
イベントURL | http://syabi.com/contents/exhibition/index-344.html |
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