画家・林 静一展 「小梅ちゃん」から「赤色エレジー」まで
2011年4月8日(金) 9:30 ~2011年6月12日(日) 17:00
中山道広重美術館では、開館10年を迎え、
浮世絵版画だけにとらわれることのない展覧会を開催いたします。
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イベントDATA
中山道広重美術館は平成23年度に開館10年を迎えます。歌川広重の浮世絵版画を専門的に扱う美術館として、開館時に地元の蒐集家田中春雄氏より寄贈された貴重な浮世絵版画コレクション、地元出身の故吉村トシ子氏より寄付された作品購入資金と茶碗、ガラス工芸品などの多彩なコレクションを中心とした展覧会の開催を重ねてまいりました。
開館10年を迎える平成23年度にはこれまでの浮世絵版画専門美術館としての役割をこれからも果たしていくとともに、浮世絵版画だけにとらわれることのない展覧会の開催を行ない、多くの市民に親しまれる美術館を目指してまいりたいと存じます。
林静一氏といえば「小梅ちゃん」、「赤色エレジー」などの作品が頭に浮かびます。誰もが親しみの持てる「職人」、「アーティスト」として、時代の変化に応じ、様々な媒体と技法を用いた活動を行なう林静一氏は、「現代の浮世絵師」ともいえるでしょう。そして、その作品の数々は、私たちに「美術」がもつ表現の幅広さと可能性を感じさせるものであります。
林氏自身は、「小梅から立ち上がってきた女性画の分野。それは、どちらかというと伝統的な今までの、夢二さんであり、その前でいくと江戸時代の美人画の流れです。」と述べられています。
中山道広重美術館で、なぜ林静一氏の展覧会なのか。その答えをこの林氏の言葉が示しています。作品や表現は時を越えてどこかでつながりあい、触発しあうものです。林氏が描く少女、女性の横顔に、その眼差しに、余白ある画面に、広重作品と通いあう余情の美―鑑賞者の想像力に委ねる美―の世界が広がります。マルチな才能を持つ表現者・林静一氏の作品展の開催は、中山道広重美術館のこれからの活動のさらなる可能性に一筋の光を与えるものと確信しております。
<関連イベント>
4/17(日)
◆林 静一 氏 アーティストトーク&サイン会
5/29(日)
◆上映会&サイン会
日時:5/29(日) 午後1時30分から
場所:講座室(3F)
出演:林静一氏
開催日 | 2011年04月08日 09:30~2011年06月12日 17:00 |
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会場 | 中山道広重美術館 |
会場住所 | 岐阜県恵那市大井町176-1 地図 |
地域 | 東海 / 岐阜 |
入場料 | 大人/800円(650円) 小・中・高校生/500円(400円) ※( )は20名以上の団体料金 ※同時開催の「行書東海道」の観覧料を含みます。 |
営業時間 | 開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日 月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日 ※2011年4/4(月)~4/7(木)、5/9(月)~5/11(水)は展示替えのため休館いたします。 |
イベントURL | http://museum.city.ena.gifu.jp/index1.html |
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