ウメサオ タダオ展
2011年3月10日(木) 10:00 ~2011年6月14日(火) 17:00
- カテゴリ
- 歴史・伝統文化
- 個展・グループ展・展示会
国立民族学博物館では『ウメサオ タダオ展』を開催。初代館長をつとめた梅棹忠夫の足跡をたどりながら、その思想の先見性や実効力をあらためて発見していただきます。
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イベントDATA
国立民族学博物館を創設し、初代館長をつとめた梅棹忠夫は、つねに分野をこえて、平易なことばで、斬新な知見をしめしてきました。本特別展ではかれの足跡をたどりながら、その思想の先見性や実効力をあらためて発見していただきます。タイトルのウメサオタダオというカタカナ書きは、そうした先覚性や革新性をあらわしています。
名著『知的生産の技術』(1969年岩波新書)ができるまでの、カード、こざね(メモの連なり)、直筆原稿など、すべてを初公開します。また、著作集全22巻をおもにとりあげ、どのような観察記録から生まれたものかを復原します。
日本のいかなる問題も、もはや日本だけで解決することのできない現代において、わたしたちにもっとも必要なことのひとつは、世界に対する好奇心ではないでしょうか。
あくなき好奇心を発揮し、世界をあるき、ひらめきをのがさず、未来を想像し、文明論を構築していった、知的先覚者の軌跡。それは、みなさん一人ひとりに、混迷の時代をこえて未来をつくる羅針盤をきっとしめしてくれるにちがいありません。ウメサオ流世界のあるきかたのツボを、どうぞ、つかまえにきてください。
●梅棹 忠夫(うめさお ただお)
1920年京都市うまれ。民族学者、比較文明学者。京都帝国大学理学部卒業、理学博士。大学では主として動物学を専攻したが、内蒙古の学術調査を通じて民族学に転じ、アフガニスタン、東南アジア、東アフリカ、ヨーロッパなどでフィールド・ワークを精力的におこなう。1957年の「文明の生態史観」では、西欧文明と日本文明は、ほぼ同じあゆみで進化したという「平行進化説」をうちだす。
1949年から65年まで大阪市立大学理工学部助教授、1965年から69年まで京都大学人文科学研究所助教授、1969年から74年まで同教授。国立民族学博物館の創設に尽力し、1974年から93年まで初代館長、退官後は同館顧問、名誉教授となる。総合研究大学院大学名誉教授、京都大学名誉教授。 1988年に朝日賞を受賞。1991年に文化功労者。1994年に文化勲章、1999年勲一等瑞宝章を受章。2010年没。
主催:国立民族学博物館
開催日 | 2011年03月10日 10:00~2011年06月14日 17:00 |
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会場 | 国立民族学博物館 |
会場住所 | 大阪府吹田市千里万博公園10-1 地図 |
地域 | 京阪神 / 大阪 |
アクセス | 大阪モノレール「公園東口駅」からは自然文化園を通行せずに来館できます。 |
入場料 | 一般420円(350円)、高校・大学生250円(200円)、小・中学生110円(90円) ※本館展示もご覧になれます。( )は、20名以上の団体料金 |
営業時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
電話番号 | 06-6876-2151(代表) |
イベントURL | http://www.minpaku.ac.jp/special/umesao/ |
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