特別展 日独交流150周年記念・国立マイセン磁器美術館所蔵 「マイセン磁器の300年」
2011年9月10日(土) 10:00 ~2011年11月27日(日) 18:00
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- 工芸・陶芸・民芸
- 個展・グループ展・展示会
兵庫陶芸美術館では特別展 日独交流150周年記念・国立マイセン磁器美術館所蔵「マイセン磁器の300年」を開催。ベ炻器・白磁、「柿右衛門写し」や「シノワズリ(中国趣味)」の飲食器、磁器による壮大な宮廷動物園(メナージュリ)、万博博覧会出品の大作から現代の作品まで、各時代の代表的な名品が一堂に会します。
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イベントDATA
2011年は日独交流150周年にあたります。また、これに先立つ2010年には、西洋磁器の発祥となったドイツのマイセン磁器製作所が開窯300周年を迎えました。こうした機会をとらえ、本展では、西洋初の磁器誕生のドラマと300年にわたる歴史の全容を、国立マイセン磁器美術館のおよそ2万点におよぶコレクションより選りすぐった約160件の作品によってご紹介します。
東西交易品の中でもとりわけ貴重だった東洋の磁器は、しだいにヨーロッパの王侯貴族たちを魅了し、17世紀には大量にヨーロッパへ渡りました。「白い金」と讃えられたこれらの磁器を熱狂的に収集したのが、ザクセン選帝侯兼ポーランド王のフリードリッヒ・アウグスト1世(通称:アウグスト強王、1670-1733)でした。王の命令下、それまで西洋では謎とされてきた磁器の製法が、錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベットガー(1682-1719)によって解明されると、1710年、ドレスデン近郊のマイセンに王立磁器製作所が設立され、300年にわたるマイセン磁器の歴史が幕を開けます。
本展では、ベットガーが発明した炻器・白磁にはじまり、東洋への憧れを物語る「柿右衛門写し」や「シノワズリ(中国趣味)」の飲食器、王が夢見た磁器による壮大な宮廷動物園(メナージュリ)、優美なロココ様式や万博博覧会出品の大作から、知られざるモダニズム時代の傑作、さらには現代の作品まで、各時代の代表的な名品が一堂に会します。精緻な手仕事の技を受け継ぎつつ、つねに最先端の美術様式を取り入れてきた、マイセン磁器の歴史の全貌とその尽きない魅力に迫ります。
主催 兵庫陶芸美術館
開催日 | 2011年09月10日 10:00~2011年11月27日 18:00 |
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会場 | 兵庫陶芸美術館 |
会場住所 | 兵庫県篠山市今田町上立杭4 地図 |
地域 | 京阪神 / 兵庫 |
アクセス | 福知山線「相野」駅下車(大阪駅から約50分) 駅前より神姫グリーンバス「兵庫陶芸美術館」または「清水」行き乗車約15分「兵庫陶芸美術館」下車(バス料金 片道290円です) ※相野駅前よりタクシーの便もあります |
入場料 | 一 般:1,000円(800円) 大学生:800円(600円) 高校生:500円(400円) ※( )内は、前売りおよび20名以上の団体割引料金。 ※中小生以下は無料になります。 ※65歳以上の方は料金が半額になります。 ※障害のある方およびその介護者は料金が半額。 ※17時以降に観覧される場合は夜間割引になります。 (一般500円、大学生400円、高校生250円) |
営業時間 | 10月31日まで:10時-19時 11月1日から:10時-18時 (入館はいずれも閉館時間の30分前まで) |
イベントURL | http://www.mcart.jp/23/exhibition/maisen/maisen.htm |
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