国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

終了しました
カテゴリ
工芸・陶芸・民芸
歴史・伝統文化
個展・グループ展・展示会
タグ[編集]
天目
呉州赤絵
出光美術館
福建陶磁

出光美術館では、天目や呉州赤絵を中心に、
福建陶磁およびその周辺の陶磁の歴史と、
その特色ある陶磁美をさまざまな角度から鑑賞していただきます。

1484 0 0 0
茶陶の道 ―天目と呉州赤絵

本年度は、出光コレクションの陶磁分野から中国陶磁をご紹介する展観を2回企画いたしますが、第1回は、中国福建省の陶磁をとりあげます。本展では、天目や呉州赤絵を中心に、福建陶磁およびその周辺の陶磁の歴史と、その特色ある陶磁美をさまざまな角度から鑑賞していただきたいと考えています。

福建省は、山地が多く平野が少ないため、古来より省外から穀物を輸入する必要があり、商品作物・手工業製品の生産が盛んな土地柄でした。またそれらを運ぶ海上貿易商人――海商として活躍する福建人も数多く輩出しました。陶磁器生産も福建各処で興り、宋代以降、重要な省外輸出品の一つになっていきました。当初は、越州や龍泉の青磁(浙江省)、景徳鎮白磁(江西省)などの模倣品がつくられましたが、やがて福建独自のやきものが現れます。建窯の天目、同安窯の青磁、徳化窯の白磁、州窯の呉州手などがその代表です。

一方これらの福建陶磁は、もとは日用雑器であったり、貿易品の容器であったりしたものでしたが、とくに我国ではその中の優れたものや日本的な美意識に適うものが、寺院や武家の室礼や喫茶、後には唐物茶陶として重要な文化要素となり、新たな価値を与えられて伝世され、伝えられる中でさらに価値を増してゆきました。そうした“日本文化の中で育まれた陶磁美”が、福建陶磁の心髄であるとも言えるでしょう。今回の展示では、器形・釉薬や文様の美しさとともに、そうした、伝えられる中でさらに付け加えられた価値をも含めてご鑑賞いただきたいと思います。

開催日 2011年05月27日 10:00~2011年08月21日 17:00
会場 出光美術館
会場住所 福岡県北九州市門司区東港町2-3 地図
地域 九州 / 福岡
入場料 一般600円/高・大生400円(団体20名以上 各100円引)
中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
※障害者手帳をお持ちの方は100円引、その介護者1名は無料です
営業時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
電話番号 093-332-0251
イベントURL http://www.idemitsu.co.jp/museum/moji/index.html
福岡県北九州市門司区東港町2-3
東海・愛知
2025/2/14 ~ 2025/3/30
南関東・神奈川
2025/1/26 ~ 2025/1/26
九州・福岡
2025/1/8 ~ 2025/1/20
東京・渋谷区・新宿区...
2025/1/9 ~ 2025/1/15

まだこのイベントが書かれたブログはありません。

会員登録をしてコメントしよう!

同じカテゴリーのイベント

開催中 2025年1月7日(火) 11:00

2025年1月13日(月) 20:00
東京 渋谷区・新宿区(表参道・青山など)

「今、ここに在るリズム」~あなたにとっ...

今回は、ラフォーレ原宿 1.5F BASE Lab.(渋谷区神宮前1-11-6)での外部展示の...

開催中 2025年1月7日(火) 10:00

2025年3月1日(土) 17:00
東京 港区・文京区(六本木など)

テーマ展示 「牛に願いを~信仰と寒中丑紅~」

江戸時代に流行した信仰の一つに「撫牛」がある。撫牛は、臥した牛の像のことで、撫でると病が癒えた...

開催前 2025年1月18日(土) 13:00

2025年2月2日(日) 17:00
東京 足立区・北区・荒川区・台東区(上野など)

「起点×基点」 久保万理子(漆)・熊坂...

東京藝大の在学・卒業生の展示です!

開催中 2025年1月8日(水) 11:00

2025年1月30日(木) 17:00
京阪神 京都

APJタッセル京都巡回展

東京の美術館から京都三条白川タッセルホテルへ。 APJタッセルの20作品をロビーにて展示

このイベントに行きたい人0人