国内最大級アートコミュニティーサイト会員登録数1万人以上

終了しました
カテゴリ
工芸・陶芸・民芸
歴史・伝統文化
個展・グループ展・展示会
タグ[編集]
天目
呉州赤絵
出光美術館
福建陶磁

出光美術館では、天目や呉州赤絵を中心に、
福建陶磁およびその周辺の陶磁の歴史と、
その特色ある陶磁美をさまざまな角度から鑑賞していただきます。

1434 0 0 0
茶陶の道 ―天目と呉州赤絵

本年度は、出光コレクションの陶磁分野から中国陶磁をご紹介する展観を2回企画いたしますが、第1回は、中国福建省の陶磁をとりあげます。本展では、天目や呉州赤絵を中心に、福建陶磁およびその周辺の陶磁の歴史と、その特色ある陶磁美をさまざまな角度から鑑賞していただきたいと考えています。

福建省は、山地が多く平野が少ないため、古来より省外から穀物を輸入する必要があり、商品作物・手工業製品の生産が盛んな土地柄でした。またそれらを運ぶ海上貿易商人――海商として活躍する福建人も数多く輩出しました。陶磁器生産も福建各処で興り、宋代以降、重要な省外輸出品の一つになっていきました。当初は、越州や龍泉の青磁(浙江省)、景徳鎮白磁(江西省)などの模倣品がつくられましたが、やがて福建独自のやきものが現れます。建窯の天目、同安窯の青磁、徳化窯の白磁、州窯の呉州手などがその代表です。

一方これらの福建陶磁は、もとは日用雑器であったり、貿易品の容器であったりしたものでしたが、とくに我国ではその中の優れたものや日本的な美意識に適うものが、寺院や武家の室礼や喫茶、後には唐物茶陶として重要な文化要素となり、新たな価値を与えられて伝世され、伝えられる中でさらに価値を増してゆきました。そうした“日本文化の中で育まれた陶磁美”が、福建陶磁の心髄であるとも言えるでしょう。今回の展示では、器形・釉薬や文様の美しさとともに、そうした、伝えられる中でさらに付け加えられた価値をも含めてご鑑賞いただきたいと思います。

開催日 2011年05月27日 10:00~2011年08月21日 17:00
会場 出光美術館
会場住所 福岡県北九州市門司区東港町2-3 地図
地域 九州 / 福岡
入場料 一般600円/高・大生400円(団体20名以上 各100円引)
中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
※障害者手帳をお持ちの方は100円引、その介護者1名は無料です
営業時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
電話番号 093-332-0251
イベントURL http://www.idemitsu.co.jp/museum/moji/index.html
福岡県北九州市門司区東港町2-3

まだこのイベントが書かれたブログはありません。

会員登録をしてコメントしよう!

同じカテゴリーのイベント

開催前 2025年3月1日(土) 13:00

2025年3月9日(日) 18:00
京阪神 大阪

キプリスGP2024奨励賞記念企画 天...

2025年3月に個展を開催します キプリスGP2024奨励賞記念企画 天壌個展「毎日が...

開催前 2024年12月20日(金) 10:00

2024年12月28日(土) 18:00
南関東 千葉

画家 小松崎茂展-生誕110周年記念-

昭和初期から挿絵画家として活躍し、戦後は未来の空想画やボックスアート、SF画などで一世を風靡し...

開催前 2024年12月6日(金)

2024年12月10日(火)
東京 板橋区・練馬区・豊島区・中野区・杉並区(池袋・中野など)

Sssnake

書道家 藤朔馬とフランスのアーティストWooとのコラボ展示

開催中 2024年11月16日(土) 11:00

2024年11月30日(土) 17:00
東京 港区・文京区(六本木など)

足立篤史 「Over to you」

古い新聞紙や雑誌などの印刷物を素材に立体作品を発表する足立篤史の個展を開催します。 この世に...

このイベントに行きたい人0人