コレクション展 2011-Ⅱ つくる、ゆく、ヒロシマに想う
2011年7月2日(土) 10:00 ~2011年11月6日(日) 17:00
- カテゴリ
- 歴史・伝統文化
- 個展・グループ展・展示会
広島市現代美術館では『2011-Ⅱ つくる、ゆく、ヒロシマに想う』展を開催。
コレクション作品の中から、広島の原爆に関する作品や、当館の制作委託事業によって収集した「ヒロシマ」をテーマとした作品、ヒロシマ以後の核時代の脅威を表現した作品など、国内外の作家による表現をまとめて紹介します。
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イベントDATA
本展覧会では、コレクション作品の中から、広島の原爆に関する作品や、当館の制作委託事業によって収集した「ヒロシマ」をテーマとした作品、ヒロシマ以後の核時代の脅威を表現した作品など、国内外の作家による表現をまとめて紹介します。
原爆投下、復興~広島という場所にまつわる表現
日本人とアメリカ人の間に生まれ、両国で活躍した彫刻家、イサム・ノグチは、広島の平和記念公園に近接する平和大橋、西平和大橋の欄干デザインを手がけ、その際、それぞれを「つくる」「ゆく」と名付けました。それらには「創る」「去る」、さらには「生きる」「死ぬ」といった意味が込められています。
広島は、人類初の原爆投下とその後の復興により、この地で起きた惨劇のみならず、核時代に人類が直面しつづける脅威そのものを表象し、また、壊滅的な被害から復興を果たした人々の力強い営みを証明する象徴的存在となりました。これまでに多くのアーティストの手によって、広島にまつわる作品が生み出されています。そこには、個別の事象としての原爆被害やその悲しみや怒りを越えて、人間の根源的な有り様に迫る表現を見出すことができます。そのような視座において、広島は、物理的、文化的隔たりの向こう側に存在 する他者の痛みに意識を向け、常に更新され続ける今日的課題に結びついてゆく想像力の端緒となります。
「広島」をテーマとする連携企画~広島の3美術館の試み
本展覧会は、ひろしま美術館、広島県立美術館との3館によるネットワーク、「アート・トライアングル・ひろしま」での連携企画として、各館が独自の アプローチから「広島」という共通テーマにそって行う展覧会の一環として開催します。 当館では、現代美術におけるテーマとしての広島に着目し、コレクションの中から、特に地域としての広島の諸相に触れた作品、そして原爆の破壊とそこからの都市の復興、核時代の脅威といった、被爆地としての広島をテーマとした作品を中心に紹介します。
また、最終章は岡本太郎が原水爆の脅威と、それに立ち向かう人々のたくましさをあらわした壁画《明日の神話》の原画を他の岡本作品とあわせて紹介する、特別コーナーを設け、本コーナーのみ無料で開放します。
●出品作家
荒木経惟、池田満寿夫、井上覚造、入野忠芳、大岩オスカール
岡本太郎、小作青史、小沢剛、工藤哲巳、鯉江良二、斎藤義重
蔡國強、都築響一、西雅秋、イサム・ノグチ、キース・ヘリング
丸木位里・俊、ヘンリー・ムーア、横尾忠則、米田知子 ほか
主催 広島市現代美術館
開催日 | 2011年07月02日 10:00~2011年11月06日 17:00 |
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会場 | 広島市現代美術館 |
会場住所 | 広島県広島市南区比治山公園1-1 地図 |
地域 | 中国 / 広島 |
アクセス | 広島駅から路面電車 5番「広島港」行き→「比治山下」下車、約500m |
営業時間 | 10:00~17:00 |
電話番号 | 082-264-1121 |
イベントURL | http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/web/main/collection2011-2.html |
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