グラフィックデザイナー服部一成は、独特な空気感の「キユーピーハーフ」の広告、雑誌『here and there』『真夜中』などの斬新なアートディレクション、文字の表情や幾何学的な造形が印象的なブックデザイン、絶妙なバランス感覚を生かした美術展関連のデザインなど、さまざまなメディアでの仕事を通して、一貫してグラフィックならではの魅力に満ちた作品を生み出してきました。また、この数年は、個展・グループ展での実験的な作品の発表も続き、新しい表現の可能性を追求しています。

今回の展覧会では、これまでの代表的な仕事と、本展のためのオリジナル作品とをあわせてご紹介いたします。服部一成のまさに今現在（2011年７月）をご覧いただけることと思います。
また、同時開催するCenter for COSMIC WONDER（西区新町）では雑誌「here and there」とそのポスター／他を展示いたします。


■同時開催　KAZUNARI HATTORI here and there GRAPHICS

2011年7月13日（水）－ 9月2日（金）12:00am－8:00pm
水曜定休（7月13日はオープン）　7月20日（水）－30日（土）は休館
Center for COSMIC WONDER
〒550-0013　大阪市西区新町1-13-17
Phone：06-6532-8874　12:00am－8:00pm
www.cosmicwonder.com


■2011年までの仕事をご紹介します。

（一）　ギャラリー入口は壁紙ポスター１２種によるグラフィックの小部屋
（二）　キユーピーハーフ、1998年－2007年の雑誌広告とポスター
（三） 「流行通信」2002年9月号－2004年8月号、激動24冊＋１を手に取って　
（四）　ロトチェンコから横山裕一まで美術展のポスター・チラシと図録　　　　　　
（五）　中平卓馬・ホンマタカシ・荒川洋治・蜂飼耳ほかブックデザイン　　　　　
（六） 三菱一号館美術館、ロゴマークと封筒・包装紙・リボンなど展開　　　　　
（七）　平凡社のPR誌 「月刊百科」表紙の2色刷り猫グラフィック42匹　　　　　　　　
（八） 「ケーキ」「七曜」「ハローキティ」「山」など展覧会作品ポスター
（九） 「プチ・ロワイヤル仏和辞典」「小学漢字新辞典」など旺文社辞書
（十） 「竹尾デスクダイアリー2006」A－Zレタリング原画と新作見本帳
（±）　現在13号目、季刊「真夜中」と「真夜中ブックス」・・・AND MORE

■ 服部一成　（はっとり・かずなり）

グラフィックデザイナー、アートディレクター。
1964年東京生まれ。1988年東京芸術大学デザイン科卒業、
ライトパブリシテイ入社。2001年よりフリーランス。

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