松樹路人展 終わりなき旅
2011年7月30日(土) 10:00 ~2011年8月29日(月) 18:00
茅野市美術館では、東京と茅野市・蓼科を制作拠点とし、
現代日本洋画壇を代表する画家・松樹路人の展覧会を開催します。
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イベントDATA
地域にゆかりの深い作家を紹介してきた茅野市美術館では、東京と茅野市・蓼科を制作拠点とし、現代日本洋画壇を代表する画家・松樹路人の展覧会を開催します。
1927年に北海道で生まれた松樹路人は父の転勤により道内各地で少年時代を過ごし、その後一家で上京、画家を志し、1949年に東京美術学校(現東京藝術大学)油画科(梅原龍三郎教室)を卒業します。1960年には独立美術協会会員に推挙され、現在も同協会を中心に作品を発表しています。また、1970年昭和会展昭和会賞、1981年東郷青児美術館大賞、1987年宮本三郎記念賞、1991年芸術選奨文部大臣賞など数々の賞を受賞し、2005年には旭日小綬章を受章。1970年からは武蔵野美術大学にて教鞭をとり、現在は同大学名誉教授を務めています。1980年頃、初めて訪れた茅野市・蓼科で見たカラマツ林が郷里・北海道の風景と重なり、1986年蓼科にアトリエを構えます。以降、秋の独立展への出品作を中心に制作しています。
1950年代から60年代にかけて社会的なテーマを描き、構成的な造形表現による作品を残しています。しかし、松樹は過去の自分と決別するために、手元に残る作品を焼却し、苦悩の時期を経て、70年代に白を基調とする静物画でその作風を確立しました。80年代以降、身近な生活の中のモチーフを主題として、家族、美術学校、都市空間、茅野市・蓼科、北海道の風景や郷愁を描いています。その人生の歩みとともに、作品におけるイメージの対象は変化してきました。2000年代からは、イメージの対象が作家の心の中にも向けられ、作家の心情を描いた作品が生まれています。本展では、これまでの油彩画・デッサン約65点を厳選し、画家・松樹路人の終わりなき旅をみつめます。
●主 催 茅野市美術館
開催日 | 2011年07月30日 10:00~2011年08月29日 18:00 |
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会場 | 茅野市美術館 |
会場住所 | 長野県茅野市塚原一丁目1番1号 地図 |
地域 | 甲信越 / 長野 |
入場料 | 一般500円(300円) 高校生以下は無料 障がい者手帳、療育手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料 ( )内は20名以上の団体料金 |
営業時間 | 10:00-18:00 (7月30日は10:30から開展式を開催し、終了後に開場) |
イベントURL | http://www.chinoshiminkan.jp/index.htm |
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