紅板締め - 江戸から明治のランジェリー -
2011年7月26日(火) 9:30 ~2011年9月4日(日) 17:00
国立歴史民俗博物館では、紅宇伝来の道具類をもとに、制作の工程を示し、
いまだ多くのこる技法の謎をひとつでも解明していこうと試みます。
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イベントDATA
江戸時代後期から明治時代にかけて隆盛した「紅板締め」についての展示です。
紅板締めは型板(模様を彫刻した版木)に生地を挟んで染めあげる染色技法であり、京都が主たる生産地でした。その製品は、襦袢・裾除・下着といった女性の内に着る服飾に多用されていました。技法には不明な点が多く、そのため幻の染色とも言われています。
紅板締めが隆盛した時期は、西洋からの技術の導入あるいは製品の輸入によって、染織の技術やデザインが飛躍的に変化していった時期にあたります。紅板締めはその変化に対処しきれず、ついには昭和時代のごく始めに生産を終えてしまいます。
当館は、2005年度に京都の高野染工場(現在廃業、かつての屋号は紅宇)より、2万枚を超える型板をはじめ、型紙・模様見本帳・締具など、膨大な数の紅板締めの道具類の寄贈を受けました。紅宇は、京都で最後まで紅板締め業を続けていた2軒のうちの1軒です。
今回の企画展示では、紅宇伝来の道具類をもとに、制作の工程を示し、いまだ多くのこる技法の謎をひとつでも解明していこうと試みています。驚くべきことに、紅宇伝来の道具類で作られた実製品も数多く発見できました。このような実製品、すなわち、一般には公開される機会が少なかった女性の内に着る服飾を、多数展示するまたとない機会ともなっています。その美しさも是非ともご堪能ください。
主催:国立歴史民俗博物館
開催日 | 2011年07月26日 09:30~2011年09月04日 17:00 |
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会場 | 国立歴史民俗博物館 |
会場住所 | 千葉県佐倉市城内町 117 地図 |
地域 | 南関東 / 千葉 |
入場料 | 一般 830(560)円 高校生・大学生 450(250)円 小・中学生 無料 ( )内は20名以上の団体 ※総合展示もあわせてご覧になれます。 ※毎週土曜日は高校生は入館無料です。 |
営業時間 | 平日: 9時30分~16時00分 (入館は15時30分まで) 土・日・祝日: 9時30分~17時00分 (入館は16時30分まで) |
イベントURL | http://www.rekihaku.ac.jp/index.html |
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