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怪異
妖怪
国立歴史民俗博物館

近年、想像力のあり方や精神世界への関心の高まりとともに、
怪異や妖怪文化が注目を集めています。今回の特集展示では
「風聞(ふうぶん)と怪異・妖怪」「歌舞伎の中の怪談・妖怪」
「妖怪絵巻の世界」「妖怪絵師列伝」の4つのテーマを設けて、
関係する資料を展示します。

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『もの』からみる近世 「妖怪変化の時空」

<趣旨>

近年、想像力のあり方や精神世界への関心の高まりとともに、怪異や妖怪文化が注目を集めています。今回の特集展示では「風聞(ふうぶん)と怪異・妖怪」「歌舞伎の中の怪談・妖怪」「妖怪絵巻の世界」「妖怪絵師列伝」の4つのテーマを設けて、関係する資料を展示します。

江戸時代の後期から明治にかけて、豊作や流行り病を予言する姫魚(ひめうお)と称する妖怪が出現したという噂が広まり、人びとの関心を集めました。「風聞と怪異・妖怪」では、世間で取り沙汰された風聞や世相を映し出した錦絵・摺物を紹介します。四代目鶴屋南北(つるやなんぼく)は、幽霊や妖術使いを作品の中に登場させて歌舞伎の世界に大きな影響を与えました。「歌舞伎の中の怪談・妖怪」では、錦絵の好画題となった、歌舞伎に登場する幽霊や妖怪に焦点を当てます。異様な姿をした妖怪たちが、夜間に列をなして移動するさまを描いた百鬼夜行絵巻は江戸時代に数多く制作されました。「妖怪絵巻の世界」では、百鬼夜行絵巻をはじめ妖怪を素材に描かれた絵巻を展示します。「妖怪絵師列伝」では、鳥山石燕(とりやませきえん)・歌川国芳・月岡芳年(つきおかよしとし)・河鍋暁斎(かわなべきょうさい)といった絵師を取り上げ、作品を紹介するとともにその系譜をたどります。

今回の特集展示では、怪異・妖怪文化の多彩な世界を浮き彫りにしたいと考えています。


<みどころ>

文政2年(1819)に、女の顔に魚の体という奇妙な姿をした異形のモノが現れて予言をしたという噂が広まりました。今回紹介する「姫魚」の図は、このときに描かれたものです。狩野洞雲(かのうとううん)(1625-94)が描いた「百鬼夜行図」は、江戸時代前期の作品で真珠庵本系統に属する絵巻ですが、〈かみきり〉や〈ふらり火〉といったユニークな妖怪がいくつも登場する点に特色があります。江戸から明治にかけて活躍した代表的な妖怪絵師を取り上げて、その作品に注目しながら絵師の活躍と系譜を描きます。


<主な展示物(予定)>
■「肥前国平戸において姫魚(ひめうお)龍宮より御使なり」
■「雷奇獣(らいきじゅう) 寛政八年六月肥後国熊本」
■「百鬼夜行図」
■「源頼光公館土蜘作妖怪図」
■「和漢百物語 頓欲ノ婆々(どんよくのばば)」

開催日 2011年08月02日 09:30~2011年09月04日 17:00
会場 国立歴史民俗博物館
会場住所 千葉県佐倉市城内町 117 地図
地域 南関東 / 千葉
入場料 一般 420(350)円
高校生・大学生 250(200)円
小・中学生 無料
(  )内は20名以上の団体
営業時間 平日:
9時30分~16時00分 (入館は15時30分まで)
土・日・祝日:
9時30分~17時00分 (入館は16時30分まで)
イベントURL http://www.rekihaku.ac.jp/index.html
千葉県佐倉市城内町 117

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