没後150年記念 破天荒の浮世絵師 歌川国芳展
2011年9月6日(火) 9:30 ~2011年11月6日(日) 17:00
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佐川美術館。
武者絵や妖怪画からなる【前期展示・豪快なる武者と妖怪】と、戯画や風景画からなる【後期展示・遊び心と西洋の風】という2部構成に分け、国芳作品の魅力を全く異なる二つの角度から紹介いたします。
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イベントDATA
江戸時代後期を代表する浮世絵師・歌川国芳(1797-1861)。浮世絵といえば北斎、広重、歌麿、写楽などを思い浮かべる人が多い中、型破りの浮世絵師・歌川国芳は、【浮世絵=江戸情緒】という常識を打ち破り、私たちが抱いている浮世絵のイメージをくつがえしてくれる存在です。
国芳は広重と同じ寛政9年生まれ。広重が風景画で名を成したのに対し、国芳は武者絵・戯画で大衆を魅了し、その人気は広重に匹敵したともいわれています。江戸末期の当時だけでなく、近年では、国芳の機知あふれる造形性と風刺精神が再発見され、現代の若者やクリエイターの間でも絶大な人気を誇ります。その人気は海外まで広まり、2009年には、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで、2010年にはニューヨークのジャパン・ソサエティ・ギャラリーで大規模な回顧展が開催されました。
国芳の作品が生まれた社会背景は、江戸庶民経済の活性化とは裏腹に、冷害による飢餓、幕府の財政逼迫、天保の改革の失敗、外国船による開国要求などが相次ぐ内憂外患の時代でした。そのような状況は、米国の金融政策が崩壊して庶民の生活を圧迫している現代と重なるのではないでしょうか。国芳は庶民の気持ちを代弁するようなパワー溢れる武者絵、ユーモアに富んだ戯画などによって幕末社会の閉塞感を打ち破り、大衆の喝采を浴びましたが、それらの国芳の作品からは、現代の我々の心をも突き動かす魅力を感じることができます。
今年は、歌川国芳の没後150年にあたります。これを機に開催する本展覧会では、武者絵や妖怪画からなる【前期展示・豪快なる武者と妖怪】と、戯画や風景画からなる【後期展示・遊び心と西洋の風】という2部構成に分け、国芳作品の魅力を全く異なる二つの角度から紹介いたします。
本展覧会を通じて、現代もなお私たちを圧倒してやまない「破天荒の浮世絵師」歌川国芳のパワーを実感し、その芸術世界を堪能する機会となれば幸いです。
開催日 | 2011年09月06日 09:30~2011年11月06日 17:00 |
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会場 | 佐川美術館 |
会場住所 | 滋賀県守山市水保町北川2891 地図 |
地域 | 近畿 / 滋賀 |
アクセス | JR東海道本線(琵琶湖線)守山駅下車後 近江鉄道バス佐川美術館前下車(約25分) |
入場料 | 一般 ¥1,000 高校・大学生 ¥600 |
営業時間 | 9:30 ~ 17:00(入館は16:30まで) ※9/10(土)、23(金・祝)はイベント開催のため、20時まで開館 [ 休館日 ] 月曜日(祝日に当たる場合はその翌日) ※10/3(月)~5(水)は展示替えのため休館 |
電話番号 | 077-585-7800 |
イベントURL | http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/cgi-bin/index.cgi |
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