「絵画」―写真を超えて

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カテゴリ: 絵画・版画; 写真; 個展・グループ展・展示会

絵画と写真の領域を独自の表現で切り開くアーティストたち

編集者	不忍画廊
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アーティストの技法と表現方法は日々多様化し、油彩や版画、彫刻といったオーソドックスな美術作品だけでなく、写真や映像などを取り入れた作品が多く発表されています。
“「絵画」―写真を超えて”と題する本展では、「写真」をさまざまな形で用いた作品を制作するアーティストをご紹介します。

出品作家の一人、山田純嗣は、自作の立体（石膏などで制作した生物や風景）をジオラマ風に並べて写真に撮り、それらをプリントした印画紙に銅版画を刷るという手法をとっています。写真の上に規則的な柄や不定形の傷を刷ることで、写真の持つ現実味を抑え、一見すると絵画か写真か見分けがつかない独特の雰囲気を持った作品が完成します。

また、柳ヨシカズは、自身が撮影した写真数点をシンメトリーにデジタル加工し、エスキースを作成。それを元にキャンバスに油彩で描きます。作家が完璧な美の構図だと考えるシンメトリー化された作品は、写実を超えた、オリジナル絵画としての魅力を持っています。

その他にも、森村泰昌、オノデラユキ、細江英公などのギャラリーコレクションを加えた展示を予定。約30点を展示します。

＜出品予定作家＞
北川健次・藤浪理恵子・元田久治・柳ヨシカズ・山田純嗣・オノデラユキ・澤田知子・
細江英公・森村泰昌他

開催日	2011年10月03日 00:00～2011年10月29日 00:00
会場	不忍画廊
会場住所	東京都中央区八重洲1-5-3　不二ビル1階地図
地域	東京 / 千代田区・中央区（銀座など）