碧緑(へきりょく)の華・明代龍泉窯青磁(みんだいりゅうせんようせいじ)-大窯楓洞岩窯址(だいようふうどうがんようし)発掘成果展
2011年9月10日(土) 9:30 ~2011年12月25日(日) 17:00
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近年の中国陶磁史上の重要な考古学的発見の一つであり、龍泉窯の歴史を書き換える一大発見である龍泉大窯楓洞岩窯址の発掘成果を出土品約80点により日本で初めて紹介します。
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イベントDATA
龍泉窯青磁は鎌倉時代以降、日本にも数多くもたらされ、日本人になじみの深い中国陶磁の一つです。2006年、浙江省文物考古研究所、北京大学考古文博学院、龍泉青瓷博物館は龍泉大窯楓洞岩窯址の共同発掘を行い、大きな成果を得ました。この楓洞岩窯址からは、北京や台湾の故宮博物院、トルコのトプカプ宮殿やイランのアルデビル廟などに伝世する大型の皿や水注などに類する「碧緑(碧玉の緑)」の青磁片が出土したことから、ここが明時代の洪武・永楽年間に宮廷用の青磁製品を焼成した窯であることが明らかになりました。窯址からは「永楽」など紀年銘のある窯道具や「官」字銘資料も見つかっています。文献には明初に宮廷の命により「処州(当時の龍泉一帯の名称)」に御用品の青磁をつくらせたという記述があり、この楓洞岩窯址がその中心的な窯場であったことが分かります。さらに、この発掘は、これまで明時代以降に衰退したとされてきた龍泉窯の歴史をくつがえす画期的なものでもありました。
本展では近年の中国陶磁史上の重要な考古学的発見の一つであり、龍泉窯の歴史を書き換える一大発見である龍泉大窯楓洞岩窯址の発掘成果を出土品約80点により日本で初めて紹介します。
開催日 | 2011年09月10日 09:30~2011年12月25日 17:00 |
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会場 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
会場住所 | 大阪市北区中之島1−1−26 地図 |
地域 | 京阪神 / 大阪 |
入場料 | 一般800円(640円)、高大生480円(400円)※( )内は20人以上の団体料金 ※身体障害者手帳、ツルのマーク付健康手帳、大阪市敬老優待乗車証などを お持ちの方、中学生以下は観覧料が無料になります。 |
営業時間 | 午前9時30分~午後5時 ※「光のルネサンス」メインパフォーマンス期間〔12月14日(水)~12月25日(日)〕は午後7時まで ※入館はいずれも閉館の30分前まで 休館日:月曜日〔9/19、10/10、12/19は開館〕、9月20日(火)、 10月11日(火) |
電話番号 | 06-6223-0055 |
イベントURL | http://www.moco.or.jp/ |
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