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奈良時代に中国から日本に伝えられた「笙」と西欧では中世から存在が知られる「リコーダー」の演奏会に焦点を当て、東洋と西洋の管楽器のコラボレーションによる新しい音楽をご紹介します。

聴く機会の少ない「笙」と「リコーダー」のアンサンブルを世界を舞台に活躍する名プレイヤーの演奏で聴いてみませんか。

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HIROSHIMA HAPPY NEW EAR Ⅹ ~悠久の時を超えて~

【演奏会名】
 HIROSHIMA HAPPY NEW EAR Ⅹ ~悠久の時を超えて~

【日 時】
 平成23年10月20日(木)19時開演(18時30分開場)

【場 所】
 アステールプラザオーケストラ等練習場(広島市中区加古町4-17)

【入場料】
 一般 前売2,500円 学生 前売1,500円(当日は500円増)

【音楽監督・お話】
 細川俊夫

【演 奏】
 笙/宮田まゆみ リコーダー/鈴木俊哉

【プログラム】
・ 笙独奏「調子」 
演奏:宮田まゆみ(笙)
雅楽には古来、季節や方位、色など、森羅万象を映す「調子」という曲があります。この作品は、秋の空に白く輝く月を想わせる、凛として雅やかな調べを漂わせます。

・ リコーダーと笙のための「軍鶏」 
作曲:川上 統  演奏:宮田まゆみ(笙)、鈴木俊哉(リコーダー)
出で立ちと好戦的な性格の割には、かなりコミカルな動きをする軍鶏。「羽毛のような部分」を笙、「威嚇する声や逞しい脚」をリコーダーとして構想され、けたたましく鳴きつつ、コミカルに気品のある軍鶏をリコーダーと笙の二重奏で表現しています。

・ さくら オットー・トーメック博士の80歳の誕生日に
編曲:細川俊夫  演奏:宮田まゆみ(笙)
日本の古謡「さくら」を笙独奏に編曲したもの。雅楽「調子」をモデルにメロディーを   ハーモニーの奥底にひそかに埋め込むよう作曲された作品です。戦後ドイツの現代音楽において、かけがえのない存在であるオットー・トーメック氏の80歳の誕生日のお祝いのために書かれました。

・ 風によって運ばれた対蹠地からの手紙
作曲:サルヴァトーレ・シャリーノ  演奏:鈴木俊哉(リコーダー)
極度に対照的な高音域のラクスター(音塊)と風音。あるいは揺らぐ風音。そして下降する四分音やグリッサンドなどが、増殖するかのように現れ、交差しながら消えていきます。あたかも、ある現象を一つの視点から観察しているようです。

・ 鳥たちへの断章Ⅲb
作曲:細川俊夫  演奏:宮田まゆみ(笙)、鈴木俊哉(リコーダー)
「鳥たちへの断章」シリーズは、日本の盲学校の子どもたちが創った「鳥」をテーマとした彫刻作品への感動から生まれました。鳥を一度も見たことがない子どもたちが、心の中の「鳥たち」を粘土に触りながら表現するように、作曲者は鳥が飛翔するというイメージを、音に触りながら、音楽の「かたち」を表現しようと試みました。この曲は、笙とフルートのための「鳥たちへの断章Ⅲ」を笙とリコーダー版に再編したものです。

以上の作品を含め、全8曲を演奏をお届けします。

開催日 2011年10月20日 19:00~2011年10月20日 21:00
会場 アステールプラザオーケストラ等練習場
会場住所 広島市中区加古町4-17 地図
地域 中国 / 広島
アクセス ■市内電車
「広島港(紙屋町経由)」行きで「市役所前」下車 徒歩8分
「江波」行きで「舟入町」下車 徒歩5分
■市内バス
広島バス「吉島営業所」行き、または「吉島病院」行きで「加古町」下車 徒歩1分
■タクシー
約15分
定員 150名
入場料 一般 前売2,500円 学生 前売1,500円(当日は500円増)
電話番号 082-244-8000
イベントURL http://www.cf.city.hiroshima.jp/naka-cs/opera/music/index.html#happy10
広島市中区加古町4-17

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