山西崇文 写真展『ファンタスティック★インド』
2010年12月10日(金) 12:00 ~2010年12月26日(日) 20:00
嵐の中でカメラを振り回したい、
そんな勇ましい気分で南インドに飛んだが・・・。
モンスーンに吹き飛ばされた旅人の、ひと夏の物語。
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イベントDATA
モンスーンに吹き飛ばされた旅人の、ひと夏の物語。
インドという世界には、なぜか人を吸い込むような不思議が満ちている。
そこでは、あらゆるものが意味を帯び、またあらゆるものが無意味に思えてくる。
パンチの効いたあけすけで剥き出しな人々の営み。
生々しさを増すほどに、そのリアルはファンタジーを帯びて
目の前に現れては消えてゆく。
7月の南インドはモンスーンの只中。
嵐の中でカメラを振り回したい、そんな勇ましい気分で南インドへ飛んだ。
(雑誌「CL カメラライフ Vol.7」玄光社より)
by山西 崇文
「それじゃあちょっと行ってくるわ・・・」
山西がインドへ旅立ったのは日本が初夏を迎える頃、インドの西海岸が雨期に入る頃だった。
写真を撮るという行為において、雨というものは厄介な貧乏神であるかと思えば、時には幸運をもたらす女神であったりもする。
普段なら気にならないような些細なことが雨が降ることによって際立って見えることもある。それが嫌悪であるのか新鮮な驚きとなるのかは写真の主体である撮影者の位相によって変わってくる。
この「ファーンタジック★インド」というタイトルを見れば、彼がどんな立ち位置でモンスーンと戯れて来たかは、およその想像はつくというものだ。
旅を楽しみ、その時間をフィルムに転写する山西の旅では、被写体という客体が主体へと転位し、主体であるはずの撮影者にとって変わって旅を物語るように思えてならない。インドという土地と人が繰り広げる山西の旅物語。今年のフィナーレにふさわしい展示となりそうだ。
by photo gallery Sai 赤阪友昭
<山西崇文 プロフィール>
10数年前、マダガスカルで出合った人々に衝撃を受け、旅と写真の日々が始まる。
小さく均一化して行く地球で、僕らとは違った世界を求めて旅に出かける。
2010年 photo gallery Saiにて写真展「uninstall」
2008年 横浜、汐留にて女優鶴田真由、写真家設楽茂男とTICAD IV(第4回アフリカ開発会議)写真展「3人が出会ったアフリカ」。
2003年 青山にて写真展「写真機狂旅行者的視線」。
http://www.chikyuwamarui.com
開催日 | 2010年12月10日 12:00~2010年12月26日 20:00 |
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会場 | photo gallery Sai |
会場住所 | 大阪市福島区鷺洲2-7-19 地図 |
地域 | 京阪神 / 大阪 |
営業時間 | 会期中のみオープン 12:00 - 20:00 定休日:木曜日 |
電話番号 | 06-6452-0479 |
イベントURL | http://photo-sai.com/fantastic_indo.html |
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