越後妻有トリエンナーレ2012~松代その1・川西エリア~
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投稿日 | 2012年09月05日 11:21 |
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さてさて、
やっとこさ、9月に入りかけで、行けました~!
ゆこもり一押しのアートイベント 越後妻有トリエンナーレ。
今回は、3回目にして、初めて純粋に一人で見に行ったので、
勝手気ままな車中泊(苦笑)
ただ、慣れないことをしたせいか、体調不良のサイン・口唇ヘルペスが…。
3泊4日で、一部気になっているもので見逃したものはありますが、
イベントなどは除いて、見たいものはほぼ網羅できました♪
もう会期わずかのこの時期なので、
ネタバレありで、行った順に、どんどん書いていこうと思いますねー♪
まず、最初は、松代エリアの農舞台から
3回目にもなるので、そろそろ少しはゆったり楽しもうと、
イベントも視野に入れて、行くことにした今回。
毎週金曜日に、まつだい農舞台の”里山アート動物園2012”で、
ギャラリートークをしているということで、
まず、それに間に合うように、出発♪
まあ、ワクワクして眠れず(苦笑)、
4時前に出発して、ギャラリートーク4時間前に着いてしまった…。
そうそう、話は逸れますが、
農舞台など、主要なセンターは9時から、
他の建物は、10時からしか開きません!!
(勿論、屋外にある作品は、勝手に見て、
近くにスタンプもあるので、押して行っていいのですが)
そんなわけで、まだ、スタンプ帳を持っていなかった私は、
じっくり当日の作戦を練りながら、待った次第です(苦笑)
仕方がないのでしょうが、
出来れば、1時間位早めて開けてもらえると、嬉しかったな…。
ちなみに、夕方はどこも17:30閉館ですよー。
なので、計画的に回ろうと思う人は、
そのボトルネックを考慮に入れて、
パズルのように組み合わせると、結構面白いかもー。
で、ギャラリートークですが、
事前に問い合わせたときには、わからなかったのですが、
説明してくださる方が、今回この”動物園”を
ディレクションされた平出さんという方で、
な、な、なんと、ご本人曰く、「素人です」とのこと。
どうして、20人強の作家陣を素人一人でここまで…、と
いろいろ疑問が湧きつつも、
本当に、作家さんのことをよくご存じの方で、
いろいろ聞いちゃいました♪
で、作品で、目を引いたのは、
中里勇太”夜の獣”です♪
現在、藝大修士という中里さん。
写真の通り、かなりの大作です。
平櫛田中、高村光雲の流れをくむ藝大木彫の
”伝統”とでも言うのでしょうか、
豪快かつ繊細な毛並みを見事に表現していましたー。
藝大買い上げにもなったとのことです。
農舞台に入る際に、まず目に留まる
高橋賢悟”家守~大地に息衝く生命~”
あまりにも精巧に、鋳金で作られているので、
嫌いな人は、通路を通れないかも(苦笑)
案の定、変わったところにも”生息”していたので、
探すのも面白かったです♪
柔らかそうで、気持ち良さそうだったのが、
川崎みなみ”HOME SWEET HOME”
会期初めは、触れたらしいのですが、
毛並みがダメになってしまい、
作家さんが改めて、丹念に毛羽立てたそう。
子犬なのに、かなり大きいことで、
また違った感じに見えるのは、ロン・ミュエックと同じですねー。
お尻の”プリッ”と感が堪りませんでした♪
屋外彫刻では、
稲葉友宏”数えられなかった星たち”
面白いことを考えるものです♪
まだまだ、いろいろあるのですが、
アート動物園は、とりあえずここまで。
ちなみに、ギャラリートーク中、
作家さんの”尾っぽ”作品を装着していました。
子供たちに「生えてきたの??」と聞かれちゃいました(笑)
次は、一旦松代エリアを後にして、川西エリアへ。
まず、杉浦康益”畦(あぜ)の花館”へ。
ここも、前回来たことを思い出しました。
花をモチーフに、陶で制作する作家さん。
鏡や和室の陰影を巧みに使うなど、展示がとても素敵でした♪
そして、3回目にしてやっとのナカゴグリーンパーク♪
まずは、関口恒男”レインボーハット2012”
なんか、原始的な何かを呼び起こされそうな空間。
プリズムがキレイでした。
8/19にやったイベントに行って見たかった…。
そして…
今まで、いつでも行けると、後回しにして、行けなかった
ジェームズ・タレル”光の館”へ♪
本当は、夜間のライトアップがキレイな写真を見ると、
宿泊したいんですが、なにせお高い…。
素泊まりで、2万+3千円/人…。
お茶を点てることもできるそうで、宿泊の方が点てたこともあるそう。
いつか、ツアー組みたいですね~~~!!!
ちなみに、夜間は、連絡道路の下の方でクローズするので、
外観も見られないらしいです。泊まるしかないんですねー。
で、中はというと、やっぱり面白い♪♪
谷崎潤一郎の”陰翳礼讃”から着想を得たとのことで、
外見は、ちょっとお寺の金堂っぽい。
屋根は、開閉式!!で、写真のように、
純和風の屋根が、電動でスライドします(笑)
そして、本日最後は、
力五山”祭「還るところ」
これは、今回の五指に入る展示でした♪♪♪
メインの道路が、通行止めになっていて、
行くのがとても大変でした……。
これは、作家さんも予想だにしないことだったろうと思いますが、
でも、夕方いった頃でも、他に二組も来ていましたね。
皆さんも、道路封鎖に負けず、是非見に行って欲しいです!!!
力五山は、加藤力・渡辺五大・山崎真一のユニット名。
前回も、体育館に巨大な赤いバルーンを展示したり、
建物まるごと銀彩にしたりと、記憶に残る展示だったのですが、
それが今回、十二社という
この地方ならではのお社で展開しているものだから、
まあ、十二社の神々もさぞ大変(爆)
とても、賑やかで、晴れやかな空間でした~
作家デザインの絵馬があったのですが、
私は思わず、書かずに持って帰ってきました(笑)
これで、一日目は、終了~。
松代に戻り、芝峠温泉へ♪
ここは、前回も行って、良かったところ。
高台にあり、昼間なら絶景なんだろうな。
そして、まつだい駅前にて、3年ぶりの車中泊となりました。
二日目~松代エリアその2~に続きます♪
越後妻有トリエンナーレ HP
http://www.echigo-tsumari.jp/