「解放」の タグ検索結果 249件
Art 7
BLOG 242
二つのベンチ。
誰かが、どっちかに座ってくれれば二つのベンチを、どっちに座ろうかなんて自由に選べる時間は生まれないないのに。足元に咲いてる小さな花が心を読んできた。その小さな花は、こう言ってきたんだ。僕らは土か...
小さなお話。
影と向き合った事はありますか。影の表情は、ほんの一瞬で変わり、すぐに後ろに隠れてしまう、とても優しい気持ちを持った、君の本当の友達だと思うよ。影が表に出て来て小さなお話を始めたんだ。そして最後に...
缶ジュース。
缶ジュースの世界は厳しい。子供だましでは開かないんだ。まだアルミ缶の世界で良かった。スチール缶なんてのは、もう異世界だ。缶切りが必要な缶詰なんてのは話が通じない。一度開いてしまえば大した事は無い...
2021/8/3発売 詩集『あさに おくれた なんて』は詩87作品(P101) 「るんぺんパリ」の第五詩集です。
2021/8/3発売 詩集『あさに おくれた なんて』は詩87作品(P101) 「るんぺんパリ」の第五詩集です。あひる図書館にあります。 あひる図書館には、るんぺんパリの名刺が置いてあります...
ヨガ好き。
個性がトガった色鉛筆の世界。みんな気合いが入っていたよ。さあ、次はその個性を生かせるかどうかなんだ。色鉛筆の先生はとても小さいけど、色鉛筆を小さく育てる天才の、あのちょこっとした鉛筆削りだった。...
只の羊。
脳には羊が住んでる。あの眠れない時に数える羊は、おとぎ話だ。ある授業で先生は脳にいる羊の話を始めた。脳いる羊は大人しい。何も言わないし、何も気にしていない。ただの羊だ。ただ一つ、羊は毎日、毛がど...
大きく大きく。
夢のお話。おしゃれなネズミさんは、今日もおしゃれにお出かけ。ランプを持っている理由は、昼間でも暗い所を通るから。絵を描くのが好き。好きな物を探すのも好き。恋は二の次。お腹が空いた時の用意はちゃん...
釣り針。
誰かの釣りに付き合って。空から釣り針が降りてきた。この釣り針に気がついているのは、君だけじゃないと思って欲しい。エサは無いようだ。エサがあれば何が釣りたいのか分かるけど。何が釣りたいんだろう。そ...
自撮り。
ご馳走の春が帰って来た。お腹が空いて無い時は、無理して食べないと言ってるけど、どこか食べられそうで隠れてしまうのもありだけどね。みんな誰かから食べられそうで食べられないように生きて来たようで、そ...
踏切。
線路に入ってはいけない。だけど固い事は抜きだ。顔を見て欲しい。いい笑顔だと思うんだ。入っちゃいけない所で出る笑顔は本物なんだと思うんだ。楽しいの先の気持ちだよ、頭で考える前の気持ちだよ、走り出す...
大豆。
ポップコーンは、トウモロコシの一つの個性であって、決してトウモロコシの最適な生き方ではない。そう言い出したのは、勉強が大好きな友達の大豆だった。大豆はトウモロコシに憧れて勉強を頑張った。黄色にも...
摘まんで見た。
誰かが捨てた、とあるゴミを見て、知らんぷりをしたら、そのゴミはタチが悪く、夢枕に現れた。タンポポを植えようとしてもちゃんと育たない。それはタンポポの事を分かって無いから。君がゴミと思う気持ちをど...
寝相。
自由とは何だろう。何も気にしないで過ごしたいとは何だろう。疲れ果てて寝てしまった君の寝相は素晴らしかった。壁に逆らって、床に逆らって、そんでもって、すやすやと体のチカラは抜けて折り畳んでしまった...
猿がいい。
とてもシャイで恥ずかしがり屋、目を合わせるのが苦手だけど、じっくり話が聞ける見ザル。難しい話は苦手だけど、大体は見たら何とか説明できる聞かザル。話すのは緊張するんだ、だからみんなの目を見て意見を...
時間の森。
君の時間は、無くなるんじゃないかな。合わせてもいいけど、大きくはズラせなくなるよ。もしも本気で時間をズラしたければ、病気になるか、時間を辞めるかだ。どうする、12の次に13を入れようか、それとも...
お堅い。
何処に入れるかとか、何処に入ろうかとか、何処かに入れそうなとか、そんな弱気じゃ何処にも、隙間すら出来ない。まずは、スリムに難しい考えは内緒にするんだ。それから今までの経験は、ただの経験だから、忘...
見て生きる。
誰かが飛んだ跡が空に残っていた。この飛んだ跡が、この後どうなったのか。物語は時間を戻す事になるのですが、ここで問題です。この物語、先が見える人と、先が見たい人との割合は半分半分でありまして、最終...
小さな窓。
上を見上げると、それは小さな空が見える、小さな窓かもしれない。その窓以外が暗いのは、君が暗い思いをしてるからだと思う。だた、その窓への出口が見つかったら、その窓の周りは大きく色を変えて来るはずだ...
ピンクの汗。
天気予報なんて嘘だよ、そうとも言えなくなった。気持ちの壁をすっきりと明るくピンクに変えたんだ。このピンクに乗っかって、前向きとかいうお利口な言葉じゃ無く、気分を単純にしただけ。そして理由を賢く言...
朝の数分。
今日が卵としたら、何があってもおかしくは無い。卵が内側から割るのは正しい方法だと思う。だけど、僕らが知ってる卵は、誰かが簡単に割ってしまう光景だ。その力加減は、とても難しく、慎重になればいいとい...
だから眼鏡。
自分は変わらなくていい。変えるのは眼鏡だ。君は生まれたままの君で素晴らしい。そして眼鏡は誰でもかける事が出来る。だから眼鏡を変えるべきだ。ちゃんとした所に相談すれば、眼鏡は君の素晴らしい人格にな...
無花果。
ワッフルの上でくつろいだイチジクのような生活に憧れてるんだ。そう語って来たのは食器棚の中のコーヒーカップの上にバランスよく積まれていたプラスチック製のカップだった。いつも不安定だったそのカップは...
自由は。
自由を抜いた。足元のタンポポが自由に好きな所で咲いてるなんて思いながら、勝手にほっこりしてたら、その横に居た綿帽子が怒ってきた。タンポポは早く自由になりたくて咲いたのに、みんなそのままにするんだ...
ズレと生きる。
真実はズレているのか、それとも自身がズレているのか。そうやって考え出したら、地球なんて物は丸いだけで収まらない。たまたま見つけた穴は地球を丸くする為に掘られた物だった。その穴を掘ったのは地球は丸...