「nowar」の タグ検索結果 448件
Art 33
BLOG 415
四つ葉。
落ちてる幸運は幸運じゃないよ。みんなから離れて一人ぼっちになった四つ葉のクローバーは寂しそうに道の真ん中で、くつろいでた。幸運を見つけて幸運を落としていくなんて、ある意味、幸運がいらない人じゃな...
向日葵の種。
ちゃんと、みんな、太陽に近づいて欲しい。そう小さな向日葵の種が言って来た。結婚式を挙げて、すぐに銃を持った。笑顔で戦うなんて言葉は聞きたく無いよ。太陽が、みんなに冷たくした事があったの。数秒でい...
白い帽子。
トンネルの先で待ってるのは、温かい笑顔であって欲しい。頬杖をついた偉い人達は、誰の笑顔を見たいのかね。そう呟いたのは、この先の事なんて気にしないけど、言いたい事は言うんだと、いつもの白い帽子をか...
言葉を手に。
記念碑を作る為なの。強い言葉で地上に現れた指は、つかめない物を、つかもうとして現れた。ハンマーは、すべてに降ろされると重い言葉を手にして現れた。春の強い風が、何も気にしないで洗濯物を大きく揺らす...
目の前の猫。
鏡の中の自分を本物だと思っているの。いつも信じて鏡をのぞき込んでいるけど、それが本物だとは限らないからね。目の前の鏡から、そんなメッセージが映ってきた。信用していた鏡は、信用される為に映してきた...
そして重たい。
黄色いチューリップが言ってた。みんな、子供に帰ればいいんだって。ちょっとしたケンカは、何となく次の日には小さくなってた。難しい事は、難しいからで終わった。1歳の誕生日にもらったプレゼントは覚えて...
ミントの葉。
青いのは空ばかりじゃないし、黄色いのはレモンの事だけじゃないとおもうんだ。ミントの葉は、そんな話を聞きながら、少しだけ空気を軽くする魔法を使ったんだ。青いジュースに添えられたレモンのミントジュー...
薔薇の中。
薔薇の中に居た。カモンと呼ばれた事なんてあったかな。さすがにトゲをむき出しにしてくる薔薇だから警戒が必要なのは分かってるけど、そのトゲに誘われる。いきなり言われた言葉は、薔薇の色は誰が決めると思...
謎々。
世の中に真面目で優秀なジャムと、世の中に不真面目で優秀なジャムは、どっちが美味しいと認められるのか。そんな事は、実はこの2種類のジャムは気にしていないんだ。お腹が空いた誰かが、その日の加減で焼い...
抜け出せ。
がんばれないよ。のこの時間をかき混ぜては。そう言って来たのは、何とも言えない夜だ。夜の言う事は朝に修正がかかる。理由は朝が優秀だからという、世の中の流れかもしれない。真面目な顔をした朝、昼食で疑...
君は。
ないがしろに出来ないすべての気持ちをもらうんだ。かっこつけた生き方は、当たり前のように表に出て来ては、それが正解のように、物事は進んで行く。握りしめた、おこづかいで買える世の中は、とても簡単にク...
ウサギさん。
ウサギさん見た事あるの。たんぽぽを見たように言うからさ。そう簡単に見ないよ。猫じゃ無いんだから。大体は猫である。急に居たのも猫である。それが目に付くのは猫である証拠なのに、ちょっと珍しいウサギさ...
自由の水。
大きな水で生きるのはやめました。それを聞いて、みんなはちょっと笑ったけど、その笑顔は生きてるの。紫のヒヤシンスは自身の個性を信じて、本当に必要な水を選んだんだ。紫のヒヤシンスは自由とは、水だと答...
本気のタオル。
自分の考えを信じるな。その考えは只の考えだ。その考えを表に出す事が重要でその考えが表に出た時に現れる、次の考えにつながるヒントが重要だ。まずは落ち着くんだ。寝起きの顔は本気ではない。歯も磨こう。...
決めるよ。
綺麗な笑顔なんて、笑顔じゃ無いよ。誰かの気持ちを考えたら自分の気持ちは、どうするの。すべて綺麗に収まったとして、みんな本当の笑顔のなるの。笑顔には目が重要だよ。これから何かを始めるには芽が必要さ...
真実の色。
一度は、モノトーンに。沢山の色を出そうと頑張った。沢山出し過ぎた色は、沢山の色に紛れて色の個性は無くなった。遠くから見た沢山の色はその他大勢の色だ。本当の君は何色だ。本当の君はどんな色なんだ。表...
赤鉛筆。
一人で真っ直ぐに行かないで。赤鉛筆でさえ、修正が効かないくらいに気持ちは曲がる物なんだ。一人が簡単な生き物なのは分かってる。沢山に囲まれた色鉛筆の中では個性は薄れる。未来を描けば短くなる時間を、...
覚えていますか。
愛は自分では出せない、誰かが必要なんだ。その誰かは自分では選べない、だから愛は素敵なのかも知れない。誰かの愛は、誰かに渡す事は出来る。でもその誰かを選ぶ事は出来ない。愛は、突然現れて、突然、こう...
花の形。
地球は丸く無かった。とても暖かい風が季節を持って残して行ったメモには、丸い物への疑念が書いてあった。花が咲く理由は沢山あるんだ。それがみんな幸せだと思わないで欲しい。幸せは何かの形に収まったとい...
愛の星。
沢山の愛の星が、この地球に落ちて来てくれればいいんだと思う。そう言って白い薔薇たちが集まって何やら願い事を叶える為のおまじないを始めたんだ。夜には流れ星にお願いするとして昼間はどうしようかな。沢...
オルゴール。
やさしい気持ちは、みんなが心に持ってるオルゴールを少しだけ動かして見る事から始まるんだって。ほんの少しだけでいいんだってさ。後はやさしい気持ちが引っ張ってくれるから、ちょっと耳を澄ませてオルゴー...
僕ら。
ばくらは、ちっぽけだけど、ぼくらと言う仲間がいるんだ。その言葉を繰り返しながら軽快な音楽が流れだしたんだ。とても広いダンスホールで、ぼくらは、ぼくらの仲間たちと、何を考える訳でもなく、ただただ、...
たやすい。
死ぬ気になれば、たやすい事かもしれない。殺す気になれば、たやすい事かもしれない。生きようと思う気持ちは何かに負けそうになる事の方が多いけど、その気持ちは誰も殺さないし誰も死なない。誰も死んじゃい...
小さな穴。
地球はただのビルだ。ものすごく小さな穴から覗いた地球は、ただビルが建ってるだけのつまらない物だった。地球を訪れた、ごく普通の宇宙人は地球の歩き方を見て地球に来たのに、宇宙船から見た地球は何ともつ...