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BLOG 573

2023/02/20 06:27 投稿

野菜。

そらまめは口を開いても、ちゃんとしている。当たり前のようで当たり前では無い事実かも。野菜は毎日同じ様に土から空から空気からと同じ物をもらって働いてる。なのに大きさも形も、味も見た目も、色も違って...

2023/02/21 06:03 投稿

今朝は。

雨宿りでしょうか。いえ、夜明けの夜露が気持ちいいサウナなんです。小さな野原の足元には、誰かに踏まれそうで、今まで踏まれなかった、小さなキノコがいます。傘は何をする時も必需品です。お高い傘は不要で...

2023/02/22 06:42 投稿

日影。

そういえば、酸っぱい生き方しかできない。誰かに甘く出来るような器用さもない。まあ誰も自分たちに甘さを求めて来ないだろう。今日は日陰で乾いた話でまったりしている見るからに、すっぱそうな果実の会話が...

2023/02/23 06:20 投稿

小鳥。

親子とは似ている。正反対だと思ったら、なおさら似ていると思っているから、そう思って正反対になった。だから親子とは似ている味がある。その味は親も子も実は知らない。お互いが嚙み合わないと、その味は感...

2023/02/23 15:46 投稿

背中。

背中で語る努力が出来れば、言葉なんていらない。誰も気が付かない背中は、背中の意味が無い。背中をよく洗わない日は、何となく背中がムズムズする。それは背中がざわついてるからだ

2023/02/24 06:02 投稿

間抜。

トマトは、いわゆるヘタの事を間抜けと呼んでいた。トマトはこのヘタが必要だから、愛情を込めて、この緑のヘソの尾をヘタを呼ばずに、間抜けと呼んで自慢していたんだ。トマトは、この間抜けが無いとトマトと...

2023/02/25 06:16 投稿

散し。

コガネムシは、花のちらし寿司が好き。暖かくなったら、いつの間にか、沢山の花達が肩を揺らし出す。その花の肩と肩が擦れ合って、また空気に少し香りをつける。それに一番に気が付くのは昆虫達かな、二番目は...

2023/02/26 06:26 投稿

煙り。

煙はまだ生物として認められていない。煙は生きてる。生きてるから鼻について来る。煙は意志を持っているのに、その意志は認められていない。意志があるから煙が出ている事に気が付いたら、それは大発見なんだ...

2023/02/27 06:22 投稿

無限。

良い事にしがみついてたら、その先は折れてた。チャンスが来た、見えない先を試行錯誤して見たくなってきた。数分数秒で何かが動き出す。それより先に何かを考え出す。その考え出した何かを見直す。見えない先...

2023/02/28 05:43 投稿

世界。

悲しく思う前に生きてる。自然の世界は意志に関係なく容赦なく消される世界だ。今、生きてる理由は、この世界に必要だからに決まっている。死ぬ気で生きないと自然に怒られる。いい事って、ほんの少しだ。嫌の...

2023/03/01 06:46 投稿

黄色。

物語は、ここから始まる。たんぽぽは、元々は白だった。それもとても軽い白だった。あのたんぽぽが根強く黄色になるには、沢山の何かがあったはずなのに、何も無かったように黄色の花を沢山つける。物語は、白...

2023/03/02 07:14 投稿

白地。

白地に白で何を描こうか。恋をすれば、どんな色に変わるのか。涙を流せば、どんな色が流れるのか。もやもやとぼんやりした気持ちは、どんな色で表すのか。白地に白の冒険が始まる。何を描いたのか、何を見せた...

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