「現代詩」のブログ タグ検索結果 216件
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アイス。
愛は途中で冷やすとお腹を壊すから。最初にアイスを食べて、かなり冷やしてからお食べ下さい。と説明書には書いてあった。アイスと言うのは簡単には冷やしたらダメなようです。だけど夏のように暑い時や、お酒...
言技。
何となく時は、いつまでもあるわけじゃ無いから、飛ぶにしても、準備とか要らないから、どんな格好であれ、もう行くべきだ。鳥のことわざでは、空で考えるなんて無理だから、少し地上で考えて、すぐに出発なん...
水滴。
風の無い自転車はいつもの通りでくつろいでる。簡単に自転車は風を起こせるから、無理に動く事は無いようだ。昨日降った雨の水滴は、自転車にはちょっとしたサプライズで、動いたら水滴が落ちるから、いつまで...
三つ葉。
始まりは三つ葉でいい、そして最終的には、三つ葉でいる事だ。力強くそう声を上げたのは、クローバーだ。頭があり、体があり、意志があれば、何の問題も無い。クローバーは、四つ葉なんて物の存在は、ただのま...
野菜。
野菜は分解されて味が出る。大きな塊じゃあ何とも料理にも使えない。本当は塊の方が目立つし存在感も出せるのは確かだけど、その次を目指そうとなると、その塊じゃあダメ。野菜の教室で黒板に書かれたメッセー...
俳句。
イチジクよ、割ってこそがイチジク。イチジクの俳句を詠んだ。イチジクはイチジクなりに、ブレずにイチジクしてると思うんだ。そう思わないか。イチジクはめちゃくちゃ美味いなんて事は一度も言っていない。だ...
四角。
四角く登り降りする。性格的にはそうじゃ無いですか。スムーズに登り降りしたければ、丸く登り降りすればいい話だけど、それが出来ない性格の型は、とても誠実で信用が厚いです。その占い師は、そういって四角...
日出。
ちょっと暗い表情の果実を元気にするには、どうすればいいかな。答えは簡単、がぶりと噛んで、酸っぱいと言ってやればいい。それで充分。夜明け前の時間に目が覚めた果実は、いつも甘く澄んだ眠た目をして、ぼ...
無風。
俺の中で消えちゃ行けない友達が一人いた。俺が消えた時に俺を気にかけていた友達は、昨年の1月に突然連絡してきて、突然再会して、突然お別れして、その後消えた。俺が一度消えた事への挑戦か。知らん、お前...
先へ。
扉は無くても、どこから出て来るかで話は変わり、その後も変わっていく。そのどこからを、どうやって選ぶのか。その問題は、いとも簡単に解く事もできれば、いつまでも解けない事もある。それは出て来た所を見...