アリアドネの糸。

アリアドネの糸。～ギリシャ神話より～

アテナイ人に息子を殺されたミノス王は、アテナイ平定後
牛頭人ミノタウロスのいる迷宮（ラビリンス）に
三年ごとに少年7人、少女7人の生贄をアテナイに要求した。

その生贄の中にはミノタウロスを成敗してやろうと
アテナイ王子テセウスがお供を連れて紛れ潜んでいた。

ミノス王の王女、アリアドネとアテナイ王子テセウスは恋に落ち
アリアドネはテセウスが助かるようにと一計を案じる。
ラビリンスの設計士ダイダロスに魔法の糸を作らせテセウスに持たせると
その糸はするするとミノタウロスのいる場所に転がっていった。

ミノタウロスを見事に仕留めたテセウス。
その糸をたぐりながら無事に迷宮からほかの生贄たちと共に
脱出したという。

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アリアドネの糸
うなだれ歩く生贄の少年少女たちの黒い影
迷い込んだら二度と戻れないラビリンス
生きて再び帰るための道
希望の光…

そんなものを一つの画に描きこんでみたかった。

Painting by ciel.w

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絵画・版画

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作成者	ciel.w
作成日	2017年05月12日 06:57

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