【ペン画】『 Japonesque 夏』-日本原産の植物を描く-ノアザミ
『Japonesque』シリーズの『夏』です。
長野県に旅行に行ったときに、川べりの野原に
一輪のノアザミ。
花の色のせいか、一面緑色の草の中で、禍々しさを感じるほどの存在感。
一瞬で”家に帰ったらこの花を描こう”と思いました。
調べてみたら、なんと日本原産種!
そして、このシリーズは花鳥画ですから、やはり鳥を。
こちらも独特の存在感のカワウ(川鵜)を選びました。
ノアザミの花の色を引き立ててくれる、艶々とした漆黒の羽。
その上、羽を乾かす、あのポーズ。
天王寺動物園の”鳥の楽園”でも、自宅近くの川でもよく見かける鳥ですが
一般的には人気がない鳥だったのがまた決め手でもありました。
お盆の時期の昼下がり、暑いはずの屋外なのに、
もう会えないあの人のことを思うと、気温を感じなくなる。
個人的には、そんな死生観も入っている作品でもあります。
そう思ってみると、ちょっと三途の川のような場所で、
まるで死神っぽく見えませんか?
なんて、
そこは、ご覧いただいているあなたにお任せいたします。
絵の解釈は自由がいいですよね。
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作成者 | |
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作成日 | 2017年08月06日 15:55 |
BRAVO SEAL
FAN 29
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帽子の少年は、朝を昼を夜を歩いている。
少し寂しそうに、春を夏を秋を冬を歩いている。
休みながら。立ち止まりながら。時々仕事をしながら。
大人たちの少し疲れた心の隙間に、いつか帽子の少年が立ち寄ったら少しだけでいいからいっしょに歩いてみてほしい。
無理に笑わなくてもいい。
ただゆっくりと歩いてみてほしい。
少し寂しそうに、春を夏を秋を冬を歩いている。
休みながら。立ち止まりながら。時々仕事をしながら。
大人たちの少し疲れた心の隙間に、いつか帽子の少年が立ち寄ったら少しだけでいいからいっしょに歩いてみてほしい。
無理に笑わなくてもいい。
ただゆっくりと歩いてみてほしい。
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