新宿角筈 1965
昭和39年頃の新宿駅停留所のレトロな情景の絵です。都電の窓明かりにうっすらと照らし出される帰途の親子連れや老夫婦を、薄暮の情緒の中に総天然色のイラストとして描いてみました。
すでに家具のミドリヤは無く、オーシャンウイスキーは吸収合併され、懐かしいアサヒビール・ネオンは、ここと歌舞伎町のビルの屋上にもあって、煌々と新宿の夜空に灯ってました。
この広い靖国通りには何系統もの都電のホームがあって、国電や西武線へと乗り継ぐ客は、その頃多かった個人商店で買い物をしたりと、現在のような若者中心の街風景とは違い、サラリーマンやBG、学生や子ども連れの主婦がもう少しゆっくりと行きかっていたように思えますね。
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作成日 | 2017年08月11日 15:19 |
BRAVO SEAL
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