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東日本大震災のあと、世間一般のようにやはりショックは大きかったです。
最初はテレビの映像を見ていても緊張感や恐怖、その災害の大きさを痛感はするものの
どこか自分はやはり現実味を感じる事は無かったように思いました。

テレビに映される映像を見て「ひどいなー」「かわいそう」「たいへんだ」などありきたりな言葉で
家族や同僚と震災を話題にしているだけでした。

ある日映された被災地の映像で、瓦礫の上を親戚か知り合いのお姉さんに付き添われて母親を探す小学生くらいの女の子がインタビューされていました。
レポーターが話しかけるも、女の子は泣きながらお母さんを瓦礫の山に呼び続けていました。

これを見て、感想はありませんでした。
ただ涙が出ました。

無力な自分には、義援金くらいしかできないけど今生きている日本人は一生この傷は忘れないし強く生きて行くでしょう。

全力で生きて行こう。

そう、思いました。

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