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 題名…利洲南渡 作者…温庭筠(おんていいん) 晩唐詩人
2010年 東京銀座画廊・美術館 山梨ふるさと祭出品    書体…草書
 
作品サイズ全体…縦226cm×横82cm(内 縦137,4cm×横69,5cm)

内容…澹然空水对斜晖,曲岛苍茫接翠微。 波上马嘶看棹去,柳边人歇待船归。 数丛沙草群鸥散,万顷江田一鹭飞。 谁解乘舟寻范蠡,五湖烟水独忘机
意味…川の波が点滅するように夕日に映え、湾曲した小島の山は豊かな緑をたたえ連なり薄い雲を棚引いている。川から渡し船を徐々に引きあげる。馬がいななき人は川岸で船の乗船する船の帰りを休憩しながら待っている。船は航行し走らせる付近の草むらにカモメがまばらにい、広大の川の上を一羽の白鷺が飛んでいる。誰が辞官して追われた古の英雄の心情を察し当てる事が出来るだろうか?私は独り世俗から離れ、五湖の煙のような水に身を任せる。
心情は無心である。

作者の思い…優美で流れる様な作品にしました

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